小鳥を愛した容疑者

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062163491
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

警視庁捜査一課で活躍していた鬼警部補・須藤友三。ある現場で銃撃を受けて負傷し、やむなく最前線を離れることに。数ヵ月後、リハビリも兼ねて容疑者のペットを保護する警視庁総務部総務課動植物管理係に配属され…た途端、今まで静かだったこの部署に、突如、仕事の依頼が次々と舞い込む。刑事時代にはあり得なかった現場、に“驚愕”の須藤。動植物保護だけのはずが、なぜか事件の捜査にまで踏み込むハメになり、腕がなる!?元捜査一課・鬼警部補の前に立ちはだかったもの。それは可愛くも凶暴な―。

著者等紹介

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年生まれ、京都府出身。学習院大学法学部卒業。1997年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。1998年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

147
おもしろかった。続編もあるのかな。本書収録のペットは鳥類と爬虫類だけだったので、魚類・両生類・哺乳類のエピも揃えないとね。(笑)2013/03/13

紅はこべ

145
日本語能力は滝沢カレン並だけど、人間以外の生物全般の生態に詳しい新タイプの刑事薄圭子が探偵を務める新シリーズ。大倉さんは次から次へとよくシリーズを出すな。私は生まれつきの動物恐怖症なので、彼女とは友達になれないな。須藤と石松の会話に出てくる、いい仕事をする女警部補って、ひょっとしてあの方…。容疑者だけでなく、被害者にも身寄りがなかったら、遺されたペットは動植物管理係が面倒見てくれるの?2017/03/31

ゆみきーにゃ

93
《図書館》すっごく面白かった^ ^続編ももちろん読む。2014/09/27

あも

91
ドラマ化も知らず読友さんレビューに惹かれて手に取ったが、面白さは勿論、読んでいてこんなに心地よくストレスのない小説は希有!捜査一課の鬼警部補・須藤は捜査中の事故で生死の境を彷徨い、リハビリを兼ねて容疑者のペットを世話する係に…。そこで出会った動物愛が暴走しがちの薄圭子巡査。つまらない仕事だと感じる須藤が若い薄に振り回されながら、動物を愛するがゆえの斬新な視点で事件を解決に導く…。警察ミステリとしても起承転結が明快で、重すぎず軽すぎず、快刀乱麻の爽快さ。動物の豆知識まで得られて文句なし!あと薄巡査が可愛い。2019/06/18

BlueBerry

90
動物絡みの知識や薀蓄で事件を解決していく刑事物。先に川瀬七緒さんの法医昆虫学捜査官シリーズを先に読んでいたので、それの動物盤かと思いきや、こちらの方が先だったから、あちらが似ていると言うことですね。割と軽い感じでユーモアも交えながらの進行なので気楽に楽しめる感じです。文章とかも割と読み易いと感じましたので 同シリーズの「蜂に魅かれた容疑者」を始め、福家警部補シリーズも読む予定。2014/08/16

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