目次
プロローグ 世界一の潜在経済力を秘めた日本を「千年王国」に
第１章 日本の繁栄を妨げるものを知れ
第２章 国家のグランドデザインを描け
第３章 文明フェーズを移行せよ
第４章 世界唯一の大衆知識社会を深化させよ
エピローグ 「ハレ晴レユカイ」を踊れますか
著者等紹介
三橋貴明［ミツハシタカアキ］
作家・経済評論家。１９９４年東京都立大学（現：首都大学東京）卒業。外資系ＩＴ企業ノーテル、ＮＥＣ、日本ＩＢＭなどに勤務したあと、２００８年、中小企業診断士として独立、２００９年、株式会社三橋貴明事務所を設立。インターネット掲示板「２ちゃんねる」において、韓国経済について、公開されたデータを詳細に分析することによって、その実態を暴いたことで注目を集める。企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」が好評を博す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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tetsu
19
★５ いかに日本のポテンシャルが高いかを再認識できる。 地続きの国境もなく大きな領海を持ち、地政学的に恵まれた位置にあり、 豊かな自然と独自の文化、均一で高い教育水準、 犯罪が少なく安全で夜でも一人歩きでき、民族対立や宗教対立、テロもない。都会では新鮮な食品が歩いて行けるスーパーで毎日手に入る。 人類史上最高の国家かもしれない。 単なる夢物語ではないデータに基づいた未来ビジョンはとても魅力的で希望が持てる。 これはお勧めの一冊。2016/01/17
ひろし
2
自分が、ここ数ヶ月ですっかり三橋さんのファンになったのかこの本を読んでハッキリわかった。『希望』を語ってくれるからなのだ(しかも数値的な根拠を示して)。生まれてこのかた、当たり前のように『日本はダメ』だの『終わり』だのを聞かされてきた頭の中を『希望』で上書きしてくれるからなのだ。もう大丈夫だ。意志もある。『思考停止人間』としての人生はもう二度と送らない。2015/05/03
トラビス
2
日本人が政府の借金に将来を悲観して自らもせっせと貯蓄に励むおかげでデフレが進行してしまった。三橋氏のように保守の立場で経済を語る人が日本の代表的な報道番組では出演できずネットでは人気が高いというのは非常に興味深い。日本ではまともなことを言う人ほど表に出てこない。2013/03/11
jack
2
「構造改革論者に告ぐ。言い訳を考えよ。」☆4.72013/11/13
muny
2
表現はどうあれ、中間層に支えられた内需に重きを置く、という主張に賛成です。また階級差の少ない、読み書き能力に優れた日本人への評価も至極妥当だと思いました。新聞をはじめとするマスコミへの評価についても、同じ思いと常々抱いていました。この本を、「講談社の好評既刊」本として、他のトンデモ本と並べるのはいかがなものか。2012/11/08
