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出版社内容情報
「私の問題意識はこの本から始まった」 福岡伸一
★臓器や組織の効率的な売買のために、胎児の生体解剖が行われている?
★凍結されたままの胚(受精卵)に、人権や遺産相続権はあるのか?
★ある調査で、「生まれる子供が肥満体とわかれば中絶したい」と答えた人が11%
★ヒトの遺伝子をもつように改良された「動物」に次々と特許が与えられる
★「背が高くなるように」と、毎日ヒト成長ホルモンを注射する少年
★クローン技術によって生まれた生物には、なぜ「異常体」が多いのか?
福岡ハカセの“原点”が名訳とともに甦る。
人間は「人間部品の商品化」に答えを出せるのだろうか?
内容説明
血液、臓器から胎児、遺伝子、はては新種生物やクローン人間までもが効率的に生産され、市場で売買される時代。その萌芽はすでに半世紀前から始まっていた…人間部品産業のリアルな実態を警告した歴史的名著に、新エピソードを加筆した改訂&決定版。
目次
1 人体と部品のあいだ(血は商品か;臓器移植ビジネス ほか)
2 赤ちゃん製造工場(赤子産業;生命の種 ほか)
3 遺伝子ビジネス(遺伝子をデザインする;他人に差をつける薬 ほか)
4 人間部品産業との闘い(移動機械と神の見えざる手;機械論的な「からだ」 ほか)
著者等紹介
キンブレル,アンドリュー[キンブレル,アンドリュー][Kimbrell,Andrew]
弁護士、市民運動家、執筆者として、およそ四半世紀にわたり活躍中。1997年には食品安全センター(Center for Food Safety=本拠・ワシントンDC)を創設、事務局長を務める。環境保護、持続可能な農業のあり方を訴えている
福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年東京生まれ。生物学者。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞、および新書大賞を受賞し、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
tan_keikei
ぼのまり
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DEE