内容説明
Twitterの実践的作法から、冤罪事件の読み解き方、質問力の身につけ方、読書会のすすめまで…。
目次
第1章 ダダ漏れ民主主義とは何モノか(ダダ漏れは、画期的な良薬なり;ダダ漏れ民主主義へ。秘密主義を超えて、いざ、メディアミクス;結婚式と葬式とネット中毒 ほか)
第2章 何事も体験しなけりゃ始まらない!(ダダ漏れ的な不思議なつながりもまた愉しからずや;指先だけで書く「予定稿」は本当に必要なのか?;せっかち派v.s.のんびり派 ほか)
第3章 メディア強者になる!(スーパーサイヤ人並みの質問力を身につけよう;創意工夫をなすための「制限」という魅惑;足利事件で忘れられた精神鑑定書の罪 ほか)
著者等紹介
日垣隆[ヒガキタカシ]
作家、ジャーナリスト。1958年長野県生まれ。主な著書に『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫・新潮ドキュメント賞受賞)など。執筆のかたわら、TBSラジオの科学対談番組「サイエンス・サイトーク」のパーソナリティも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
9
インターネットをはじめとする技術の発達により、誰もが情報を発信することが可能となった。しかも、そこで発信される情報はリアルタイム、まさしくその場で起こっている出来事である。情報の鮮度と質、そして多様性。複数の個人がアップしている情報を見比べれば、少なくともその内の2者は既存のメディアよりも優れているといえる。2013/11/07
Ted
6
'10年5月刊。△雑誌連載の『メディア考現学』に加筆。iPhoneやKindle、Twitterが登場し話題になっていた頃で、激変するメディア環境に個人のライフスタイルが根本から変っていくと予言。ネット普及でTVや新聞は広告料が減り、番組や記事がチープでつまらなくなり、視聴者や読者離れが加速するという悪循環は今後も進む。器自体は有用でも中身がスカスカではどうしようもない。存在意義を失ったメディアを我慢して受け取るより、twitterで自らニュースを発信することの方が遥かに能動的で面白いと思うのは理の当然。2016/07/23
スプリント
6
ダダ漏れした情報を暴露している本です。一応情報元は伏せていますが容易に推測できてしまうので検索すると未だにその漏れでた情報にアクセスできてしまうものもあります。この本を読んでもメディア強者にはなれそうにありませんが他山の石にできる事例は盛りだくさんです。2015/05/25
阿部義彦
5
こんなに、明るい日垣さんなんて、初めてです。営業でないですよねー。2015/10/29
水草遊人
4
この内容で、なんでメディア強者になれるんでしょうか?2010/09/13