内容説明
「ワンダー」をテーマにして、青い鳥文庫の人気作家5人が書きおろした短編集。お待ちかね、「パスワード」に「怪盗クイーン」。さらにはご存じ「三国志」に、妖怪がゾクリとさせる「あやかしの鏡」。紅茶が大好き「お嬢様探偵ありす」。冒険あり、謎解きあり、波乱万丈の人生あり。大人気シリーズの新作が、ずらりせいぞろい!読めばそこはワンダーランド。ハラハラドキドキがつまった一冊です。
著者等紹介
はやみねかおる[ハヤミネカオル]
1964年、三重県に生まれる。三重大学教育学部を卒業後、小学校の教師となり、クラスの本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書きはじめる。『怪盗道化師』で第三十回講談社児童文学新人賞に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
6
青い鳥文庫の人気作家による「ワンダー」をテーマにしたアンソロジー。松原秀行著・パスワード:次から次へとテンポよく問題が出てきました。香谷美季著・あやかしの鏡:悲しむゾゾに土蜘蛛がかけた一言が切なかったです。小沢章友著・三国志:山田章博氏が描いた曹操に痺れました!このシリーズ絶対読みます!藤野恵美著・お嬢様探偵ありす:若い執事とお嬢様の組み合わせはどうも某漫画を思い浮かべてしまいます。はやみねかおる著・怪盗クイーン:このシリーズを全然読んでいないので、ちょっと馴染めなかったかな。★★★★2011/06/18
志摩子さん
5
パスワードと怪盗クイーンだけしか読んでません。基本的に、シリーズものは最初から読みたいので……(^_^;)2016/01/16
みぃ
3
はやみねかおるさんが良かったです。2013/03/16
絵具巻
1
文京区立根津図書館で借りました。2019/07/28
miho
1
はやみねかおる作品のために購入しました。 クイーンシリーズ以外は読んだことがなかったのですが、いちばんご縁がないだろうと思っていた曹操の話がすごく面白くて、青い鳥『三国志』、読んでみたいです。 「あやかしの鏡」、「ありす」はややキャラもえ(?)寄り…。特にゆきとくんにどんな"ひょんな事情"があったのか、非常に心配です。2016/01/19