内容説明
「クレヨン王国」の著者が選んだ、とっておきの笑えるむかし話81編。
目次
ビードロ
ひらばやし
銭湯
寿限無
小便
かすなぎ
猫また
菊酒
ざくろ
風の子〔ほか〕
著者等紹介
福永令三[フクナガレイゾウ]
1928年名古屋市に生まれる。早稲田大学文学部国文科卒業後、作家活動にはいる。1946年熱海市に転居。1956年『赤い鴉』で第9回オール讀物新人杯受賞。1963年『赤馬物語』でモービル児童文学賞受賞。1964年『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年~1991年自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾をひらく。2004年日本児童文芸家協会より文化功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ササキマコト
1
この本をひと言で言ってしまえば「和のショートショート集」でしょうか。1ページ~2ページ程度の長さの小咄が集められています。落語や民話等の古典文学を訳したものですので、読んだことがある話もあるかもしれませんが気にしちゃいけません。古典なので若干言い回しが古かったりオチが分かりづらい話もありましたが基本的には気軽に笑えると思います。大爆笑というよりは「プッ」「くすくす」系の笑いを誘う一冊でした。2011/09/19
べえ
0
短編で読みやすいし、ん?という面白さ、です。2013/08/21
mizu-co
0
挿絵が同じ人だからか、短編の随所にクレヨン王国を思い出して懐かしくなった。2012/12/18
TAKA
0
むかし話なので、オチも大体わかってしまうのですが…、作者の引出しの中にあり、残したいものだったのかなぁと思います。2012/05/18
冴子
0
△ 図書館2012/05/03
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- 和書
- 近世日本の農耕景観