チャランポラン闘病記―多発性硬化症との泣き笑い2000日

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062161275
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

内容説明

噺家にとって命同然の「言葉」が、突然不自由になってしまったあの日から2000日。こん平は何を感じ、難病とどう向き合ってきたのか―。

目次

第1章 突然襲った病魔
第2章 15歳で上京してきた少年
第3章 『笑点』デビューと真打昇進
第4章 師匠の死から一門を率いる苦労
第5章 「ジイジ、がんばって」
第6章 消えぬ情熱

著者等紹介

林家こん平[ハヤシヤコンペイ]
1943年、新潟県に生まれる。本名・笠井光男。落語協会相談役。1958年、上京。林家三平に弟子入りする。1966年、人気落語番組『笑点』に初出演。1972年、真打昇進。2004年8月、声帯を患い、入院。2005年1月、指定難病「多発性硬化症」と診断される。2007年、スポットで高座復帰するも、現在は一時降板中。リハビリを続け、高座のレギュラー復帰を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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桃色熊軍曹

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林家こん平は好きではないが・・・ まあ内容は年寄りの昔自慢と林家こん平が「話せる分の落語業界の歴史」って感じですね! 「知っているが悪口は言いたくない!書きたくない!」って感じがあちらこちらに出ていて、林家こん平の人の良さが出ている本ですね! 馬面が書いたら「事実はこうなんだ!」みたいに自分を正当化するために、言い訳と悪口のオンパレードなんだろうが・・・ って書いている時点で私は林家こん平に負けているね! 2015/06/15

ユーグ

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読んでよかった。2010/05/23

ko1kun

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すごい芸談や感動する派手さはないけど、こん平師匠らしさが滲みでていてしみじみする2010/03/21

荒野の狼

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私は多発性硬化症を専門に長年研究・教育活動を行っている。本作は日本では、まだ一般の人にはほとんど知られていない病気を著名人である林家こん平師匠が執筆したことで、認知度を高めることに貢献した画期的な本。私はMSを医学生に授業で教える時に、こん平師匠を例に挙げさせていただいている。このことが医学生のMSの理解と良い医師になろうとするモチベーションに繋がっており、師匠には「ありがとうございました」と伝えたい。2017/05/20

お笑いループシュート

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病気で倒れる何年も前から声が徐々に枯れてきていて、「あれだけ大声出し続けていたから金属疲労で多少は声が枯れるのかもなぁ」と思っていたら、まさか難病の多発性硬化症を発症していたなんて。。。 今でこそ、地方出身者の落語家も珍しくもないですが、こん平師匠が入門した当時は御法度もいい所でした。 こん平師匠が地方出身者の落語家のパイオニアとなって開拓していったのですね。2019/05/09

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