内容説明
バースデーイヴ、それは、新しい私に出逢えた日―。すべての愛すべき女子に贈る、小さな宝石のような短編集。
著者等紹介
大森美香[オオモリミカ]
脚本家、演出家、映画監督。2005年、『不機嫌なジーン』脚本で第23回向田邦子賞を史上最年少で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あつひめ
15
私が若い頃はクリスマスケーキのように例えられていた25歳。ほとんどの友人が24、5歳で嫁に行っていた。今思い返すと・・・一番輝いていた年頃だったのかもしれない。今では適齢期なんてものも存在しなくなり、自分を大事に・・・悔いの無いように・・・と昔の24、5歳よりも一生懸命生きているような気がする。何でもできる年頃だったんだと思うなぁ。もっと大事にすればよかった???大森さんの脚本のドラマ・・・気付いたらたくさん観ていました。テンポがあり、心を揺さぶったりほろっとさせたり。ファンになってしまいました。2010/09/29
melon
8
25歳って凄い区切りの年みたい。。 4と5のビジュアルの違いは面白かった。2014/07/17
よしりん
7
25歳の誕生日を迎える女の子たちのショートストーリー集。自分が25歳の時ってなに考えてたんだかまったく思い出せないな…もう子どもも2人いて必死に子育て中だったからかな?!今年2回目の25歳の誕生日を迎えると思うと月日の経つのは早いとしか言いようがない(^^;2015/05/09
まりちゃん
5
図書館本*誰もが迎える25歳の誕生日イヴから誕生日にかけての瞬間のストーリーを25のオムニバス形式でまとめたもの。主人公の多くが別のエピソードにも出てくるので、最後に巻末の人物相関図で関係を振り返ると楽しい。どのエピソードも甘やかな情景や心情で良かった。私の25歳は、育児に追われていた頃かなぁ。四半世紀生きたんだなぁ〜どの思った記憶がある。もう25歳、でも今から考えるとまだまたひよっこだったなぁ。2017/01/08
とこっぷり
2
人生の四半世紀を過ぎてから早○年。25歳のときってこんなことを考えながら生きてたかなぁ?と。ただ、なんでも可能性がありつつも、現状を突破する必要があるかどうかのバランスが一番難しい時期だった気が。なんか懐かしい・・と思いながら読みました。2010/10/13