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サリンとおはぎ―扉は開くまで叩き続けろ

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062160315
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

小学生の頃から勉強一筋。なのに高校をビリで卒業し、共通一次試験は一五〇点。全国模試を受ければブービー賞。要するに子どもの頃からまったくイケてないぼくが、「扉を叩き続けて」四浪で京大に合格。電通に就職したものの、地下鉄サリン事件に巻き込まれて退社。それでも人生投げることなくMBAをゲットし、さらには夢のアカデミー賞でレッドカーペットの上を歩いてしまった。

目次

第1章 やりたかったらやってみるしかない―共通一次一五〇点からの京大受験
第2章 いま起きていることを見逃すな―就活、電通入社からサリン事件遭遇
第3章 夢に向かって前進できる仕掛けを作れ―人の夢のアシストをする 生き延びるための熾烈な戦い
第4章 「なぜ?」はない。それはただ起こったんだ―どこまでもつきまとうオウム真理教の影

著者等紹介

さかはらあつし[サカハラアツシ]
1966年、京都府生まれ。4浪して京都大学経済学部に入学。93年に卒業後、電通に入社。95年3月20日、通勤途上で地下鉄サリン事件に遭遇。サリンが撒かれた車両に乗車したが、奇跡的に重篤な被害を免れた。事件後、電通を退社。96年渡米しMBA取得。帰国後、02年、かつてオウム真理教側にいた女性とめぐり会い結婚する。03年、離婚。09年、アカデミー賞の招待客としてレッドカーペットの上を歩くという経験をする。現在、アカデミー賞獲得を目指し、サリンの後遺症と闘いながら人生を歩み続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

243
中々数奇な人生を歩まれてる方だなと驚いた。前半の学生時代の盛り上がりは本当に京都出身の私だからか親近感を持てたけど、大学時代からの死の体験で徐々に暗く重い感じが本当か?と思えるくらい。でも全てただ起こったという感じがなんか面白い。アメリカからひさ子の件は本当に辛かったものだったんだろうなと拝察した。2021/05/01

ひろ☆

23
四浪で京大→電通→地下鉄サリンで被害→MBA。変わっている。とにかく粘り強い。著者が言っているように、才能がなくても、勉強が苦手でも、辛くても、「夢を持つこと」「諦めないこと」 「くじけないこと」「自分を信じること」2015/07/14

ヨータン

16
これ本当の話?と思ってしまうくらい壮絶。4浪して京大、2度の交通事故、電通に就職、地下鉄サリンで被害、アメリカでMBA、元オウム信者と結婚、アカデミー賞?一人の人生にこんなにありえないことが起こるんだ〜とただただびっくり。この著者の開かないドアでもギリギリまで叩き続ければ開くという決して諦めない気持ちが、運命を切り開いていったのかなと思いました。著者の今後の人生はいったい何が待ち受けているのか気になります。2015/05/06

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

8
すべては必然だ、という艱難辛苦をあきらめさせる、受け入れさせる系のスピっぽい考えがあるけど、そういう考えってすぐに安易なお花畑系に走ってしまうけど、起こるべくして起こったものなのだ、と受け入れるためにはそれはそれは乗りこえるための苦労が必要。乗りこえる努力をし続けた人だけが乗りこえられるんだよ。頑張らなくて良い、とか嘘だよ。2015/09/15

土方one太丹

4
図書館で見かけて、タイトルが面白かったので拝読。サリンはなんとなく分かるケド、なぜ“おはぎ”?理由は読んでみればわかります。 京大に入って、電通に就職、地下鉄サリン事件の被害に遭い、MBAを取得、アカデミー賞に関わる。ホントにすごい人生できっと子供の頃から優秀な人なのだろうと思ったら、高校のときはむしろ成績が悪かったそうです。 そんな人がどうして目標を達成することができたのか。 頭の良さよりも、適応力・度胸・ハングリー精神等の生きる力が人生には重要なんだと勉強になりました。2017/09/25

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