出版社内容情報
幸福な人には「共通する方程式」がある。
ミリオンセラー『思考の整理学』の著者による初の幸福論。人生で真にプラスなことマイナスなこととは何か。逆境に対する考え方がガラリと変わる知的発想法!
内容説明
失敗や挫折のすくない人生はもっとも弱い!「知の巨人」が看破する幸福の法則。
目次
1 結果を見れば(前列人間と後列人間;「どうせ」の短慮 ほか)
2 失敗とはなにか(自信喪失;コンプレックス ほか)
3 一人前であるということ(つつ抜け;ことばづかい ほか)
4 私の流儀(同じ釜の飯;試行錯誤 ほか)
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県生まれ。文学博士、評論家。英文学のほか、言語論、修辞学を専攻。東京文理科大学英文科卒業。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、お茶の水女子大学名誉教授。教職のかたわら、雑誌『英語青年』『英語文学世界』を編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
68
この方の本は読みやすく、簡潔で分かりやすい。マイナスは悪い事ばかりでなく、苦労や苦難を乗り越えた者の方がプラスに転じるという、いかにもプラスな考え方である。心に残った言葉に「知は災いのもと、不知は命のもと」がある。案外、鈍感に生きた方がよいのだろう。素直になるほどと思えるところが凄い。2020/07/08
シナモン
61
図書館本。幸福をプラス、不幸や災いをマイナスと考えるとプラスマイナスは縄のように交錯してあらわれる。その場合、マイナス先行が良い。禍福というが、福禍とはいわない。新生児のときの苦労は誰もが経験しているが忘れてしまっている。でもちゃんと乗り越えてきたのだ。マイナスのあとにプラスあり。マイナス思考は実はプラス思考に通じる。そして思考は朝に限る。考える人間は朝つくられる。これからも朝散歩しながら思考を巡らそう。2019/08/12
1.3manen
26
能力のある、しっかりした人間にするには、適当の不自由、不幸、苦労が不可欠である(39頁~)。危ないもの、いやなもの、つらいことなどによって、人間は、それを克服しようという力を発揮し、人間力を身につける(60頁)。問題を解く力より問題をつくる力(210頁~)。2015/10/01
Humbaba
11
マイナスの事象というのは必ずしも悪いばかりではない.悪いものがあるからこそ,それを修正しようと努力する.その姿勢を持てるようになるというのは,マイナスがあってこそのものであるかも知れない.2013/05/16
しゃんしゃん
5
挫折、悲運が早い時期にあればあるほど人間にとっての肥やしになる。傷のあるリンゴが美味い。その傷を早く治そうと他のリンゴ以上に努力し甘く美味くなる。また「美酒は看板を要しない」との言葉を通して実力を蓄える大切さを説く。実力の無い人間ほど自分を売り込むことに腐心する。また真の不幸は我慢すべきものがないこと、少ないことだ 等々と。ユニークだが納得の人生論でした。2016/11/20




