出版社内容情報
北京オリンピックで話題を呼んだ競泳、女子サッカーの裏にある強化・普及活動とは。桑田真澄が“夢の”早稲田大学で語ったプロ野球の世界。不況に負けないスポーツビジネスの未来像を考える。
今は大変な社会情勢です。でも不況だから、ビジネスだからといってお金、数字だけを追っていればいいかというと、それは違うと思います。天才が集まって会社を経営してもどんどん倒産していく時代です。数字、結果も大事ですが、私はどんなに甘いと言われようと、これから先もスポーツマンシップを忘れたくありません。――<「第11回 実際に見て、触れることのたいせつさ」桑田真澄 元プロ野球選手>
●東京スイミングセンターコーチ/水泳日本代表コーチ&競泳選手 平井伯昌&中村礼子
●プロサッカー選手 澤穂希
●日本陸上競技連盟専務理事 澤木啓祐
●株式会社アシックス代表取締役社長 尾山基
●株式会社エイチ・アイ・エス取締役会長 澤田秀雄
●株式会社楽天野球団取締役オーナー代行/パシフィック野球連盟理事長 井上智治
●HSBC在日副代表兼副CEO 山田晴信
●元サッカー日本代表/サッカー解説者 風間八宏
●ノンフィクションライター 田崎健太
●元プロ野球選手 桑田真澄
●株式会社サニーサイドアップ代表取締役社長 次原悦子
●早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授 平田竹男
平田 竹男[ヒラタ タケオ]
著・文・その他/編集
中村 好男[ナカムラ ヨシオ]
著・文・その他/編集
内容説明
北京オリンピックで話題を呼んだ競泳、女子サッカーの裏にある強化・普及活動とは。桑田真澄が“夢の”早稲田大学で語ったプロ野球の世界。不況に負けないスポーツビジネスの未来像を考える。
目次
「社会的使命を増したトップスポーツビジネスの最前線」
スポーツビジネスの構造と展開
水着問題を通して見る競泳選手の立場の変化
「世界4位」を導いたトリプルミッションの好循環
日本陸上競技界の発展・発達に向けて
アシックスのブランド戦略―オニツカタイガー欧州での成功/スポーツ用品メーカーとオリンピック
夢を叶えるために必要な5つの要素
プロ野球ビジネスガイダンス
マンチェスター・ユナイテッドに見るスポーツビジネスモデル
「個」を伸ばすことでチームワークは育まれる
スポーツジャーナリズムを仕事にする
実際に見て、触れることのたいせつさ
スポーツの感動を陰で支えるスポーツマネジメント
世界不況とスポーツビジネスの関連性
著者等紹介
平田竹男[ヒラタタケオ]
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授。1960年生まれ。横浜国立大学卒。ハーバード大学行政学修士。東京大学工学博士。大学卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。在ブラジル大使館一等書記官、資源エネルギー庁石油・天然ガス課長などを歴任しつつ、Jリーグ設立、02年ワールドカップ日本招致に参画。02年に退官後、06年まで日本サッカー協会専務理事。03年より早稲田大学で教鞭をとる
中村好男[ナカムラヨシオ]
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。1957年生まれ。東京大学卒・同大学院で教育学博士取得。専門は運動生理学、体力科学。国内におけるウォーキングの第一人者であり、日本ウォーキング学会の事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。