出版社内容情報
豊富な図版で見る江戸の暮らしのさまざま。江戸の暮らしは低エネルギーでありながら実に豊か。その実態を、豊富な図版で紹介しながら解き明かす。絵の中に今も息づくバラエティ豊かな江戸の人々の衣食住。
内容説明
低エネルギーでも豊かな暮らし。図会、絵草紙、挿絵に見る江戸の暮らしは、彩り豊か。思わずつぶやく「江戸に住みたい!」エコ生活の原点、現代を生きるヒント。
目次
江戸を絵で見る
江戸の食さまざま
江戸の魚河岸・青物市場
江戸の酒
江戸の着物
明かり
江戸時代のお金
明六ツ、暮六ツの世界
旧暦の世界
著者等紹介
石川英輔[イシカワエイスケ]
昭和8年、京都生まれ。国際基督教大学・東京都立大学理学部を、ともに中退。はじめ、SF小説ジャンルで活躍したが、次第に江戸を舞台にした小説ジャンルに移行。いまや江戸研究の第一人者と目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とり
2
学校の課題として読みましたが、思っていた以上に絵の史料が多く読みやすかったです。特に着物は面白かったな~。2011/09/12
sai
1
5月に読了後、登録忘れてた。時代劇でのセットも忠実ではないとか…等々、知っていることもあったが、当時の図が多く掲載されていて、なるほど~と勉強になった。2016/09/13
立て邦彦
1
時代小説好きとしては、ちょっと知らないことも多いので、この本を読んでみた。作者の解説が丁寧で読みやすい。宴会のしかたとか、今とは違うようで、興味深い。通貨の話と時間の話は、数字の苦手な私には、やはり、おおざっぱな理解で終わったけど。。。2015/09/05
ちぼりん
1
少ない物で快適に暮らす事を目標にしていて、ふと江戸の暮らしは今より物が少なかったから参考?になるかと思い読んでみた。 そんなに参考にはならなったが、楽しく読めた。 明六ツ 暮六ツは現代は何時ごろとか、時代劇でよく主役がいく一杯飲み屋 料理屋のテーブルに椅子は絶対にないとか…いろいろ事実が分かって面白い!2014/12/28
雅
1
同じく庶民生活を知る為に図書館から借用。衣食や着物、お金の話などを項目ごとに解説。図も多くて見やすかった。個人的に興味深かったのは照明器具のお話と江戸の人の食べてたものを示したおかず番付。2013/11/16