出版社内容情報
リーマンショックの裏に隠された世紀の陰謀。
2008年9月の破綻から1年間、克明に書き続けた日記に綴られた驚愕の真実。ポールソン財務長官の陰謀、リーマン破綻で1兆円以上を儲けたゴールドマン・サックスなど、スケープゴートを求める凶暴なる資本主義の実像を抉る。
内容説明
ウォール街を初めとする世界の金融界は、今回のショックにもかかわらず、しばらくするとまた元の活力を取り戻し、ハイリスク・ハイリターンの商品に傾斜してゆくだろう。市場原理主義とまではいわないまでも自由な市場を尊重する立場と、それを規制する国家・政府の役割を議論するなかで、アメリカ政府は、残念ながら正しい解答を見いだせそうにない。そして、悲観的な見方ではあるが、いつの日にかまた歴史は繰り返されるだろう。―それでもバブルはまた必ず訪れる!!
目次
第1章 破綻へのカウントダウン
第2章 身売り
第3章 カリスマvs.財務長官
第4章 リーマンを潰した真犯人
第5章 「百年に一度」の正体
第6章 強欲の連鎖
第7章 ウォール街は死んだか
第8章 二〇〇八年九月の教訓
終章 歴史は繰り返される
著者等紹介
桂木明夫[カツラギアキオ]
1952年、東京都に生まれる。元リーマン・ブラザーズ証券株式会社社長。1977年、東京大学法学部卒業後、日本興業銀行に入社。約10年間、銀行業務に携わったあと、アメリカ・ニューヨークのバンカーズ・トラスト本社に入社。その後、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーを経て、2001年、リーマン・ブラザーズに入社し在日代表兼投資銀行本部長に就く。2006年、社長に就任。2009年9月の破綻に際しては、社員1200人の野村證券への移籍に道を敷いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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