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デリバティブ汚染―金融詐術の暴走

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062157360
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C0033

内容説明

「高金利」「元本保証」を謳い文句にした金融商品は、FXよりも危ないギャンブルだった。投資家のリスクを回避するために開発されたはずの金融技術は、メガバンクや証券会社が暴利をむさぼるために悪用されていた。日本中にまき散らされた“汚染”が、自治体や大学、企業、病院や公益法人など、この国の未来を支える幾多の組織を蝕んでいる―。ベストセラー『金融工学の悪魔』『スタバではグランデを買え!』の著者が緊急告発。

目次

第1章 日本を覆う深刻なデリバティブ汚染(地方自治体を蝕むデリバティブ汚染・運用編;大学や財団、そして金融機関さえ蝕むデリバティブ汚染)
第2章 安全にみえることの危険性(元本信仰のまちがい―物価安定に慣れすぎた日本人;円相場の基本的な考え方)
第3章 未来を地獄に陥れる金融技術(「満期についての選択権」の隠された破壊力;地方自治体を蝕むデリバティブ汚染・借金編)
第4章 元本は保証でなく消滅(明らかな欠陥金融商品を売るメガバンク;デリバティブ汚染を放置する日本)

著者等紹介

吉本佳生[ヨシモトヨシオ]
経済学者(エコノミスト)。1963年、三重県生まれ。名古屋市立大学経済学部卒業後、住友銀行勤務を経て、同大大学院経済学研究科満期退学。大学や企業研修などで、生活経済学、国際金融論、経済数学、ファイナンス論などの講義・演習を教える経験をもち、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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