マンガ ケインズ―大不況は解決できる！

小島 寛之【監修・解説】/石田 おさむ【画】/細山 敏之【作】

講談社（2011/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 221p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062157131
• NDC分類 289.3
• Cコード C0033

出版社内容情報

「資本主義は市場にまかせていたら不況に陥り、失業や格差を生み出す」
と論証した“人間ケインズ”の生涯を生き生きと活写する！！
百年に一度の大恐慌を救えるのは、なぜ彼だけなのか？

マンガで描く最新・世界で一番わかりやすいケインズの「経済学と精神（スピリット）」

プロローグ　ニューディール政策
第一章　迷い、再起、挫折
第二章　経済学と再び出会う
第三章　大蔵省に入り大活躍をする
第四章　七つの仕事、そして結婚
第五章　自由放任では不況は解決できない
第六章　『雇用、利子および貨幣の一般理論』
第七章　イギリスと世界の危機を救う
エピローグ　グリーン・ニューディール
すぐにわかるケインズ系経済学入門

小島 寛之［コジマ ヒロユキ］
解説/監修

石田 おさむ［イシダ オサム］
著・文・その他

細山 敏之［ホソヤマ トシユキ］
著・文・その他

内容説明

「資本主義は市場にまかせていたら不況に陥り、失業や格差を生み出す」と論証した“人間ケインズ”の生涯を生き生きと活写する。

目次

プロローグ　ニューディール政策
第１章　迷い、再起、挫折
第２章　経済学と再び出会う
第３章　大蔵省に入り大活躍をする
第４章　７つの仕事、そして結婚
第５章　自由放任では不況は解決できない
第６章　『雇用、利子および貨幣の一般理論』
第７章　イギリスと世界の危機を救う
エピローグ　グリーン・ニューディール政策
すぐにわかるケインズ系経済学入門（小島寛之）

著者等紹介

小島寛之［コジマヒロユキ］
１９５８年、東京都に生まれる。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。帝京大学経済学部経済学科教授

石田おさむ［イシダオサム］
１９５１年、福岡県に生まれる。会社勤めののち上京し、マンガ家となる。別の複数のペンネームでも活躍をする

細山敏之［ホソヤマトシユキ］
１９４８年、栃木県に生まれる。埼玉大学理工学部化学科卒業。編集ライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さきん]

デフレ不況時には、公債を発行したお金で公共事業をおこなう必要を唱え、新しいマクロ経済学を確立したケインズの一生をマンガで紹介した内容。とても子供の詠む内容ではなく、大人でも理解するのが困難で、これが逆に面白かった。ケインズの著作は何冊が読んでいたが、本書でいくつかの欠けていたイメージを補うことができた。小野善康氏を後ろのページで紹介していたが、よき公共投資を言うばかりで結果的に公共投資に否定的で消費税増税を唱えるなど本書にふさわしくない人物だと思う。

2017/01/30

[ドクターK(仮)]

ケインズの経済思想や理論だけでなく、彼自身の精神や生き様も、現代を生きる上ででの大きなヒントになる。様々な職業を経験し、後年は病と闘いながらも、常に現実社会に働きかけてきた行動力と血気は、ケインズの偉大さを物語っている。

2014/11/02

[ビシャカナ]

ケインズの大学からの生い立ち、ケインズの人間性と業績。ケインズ経済学がうまれた時代背景。あまり読んで楽しい出来ではない。

2015/04/14

[阿輸迦]

人物としてのケインズは、文化事業にも多大な寄付をしていた。

2024/10/20