出版社内容情報
執行 草舟[シギョウ ソウシュウ]
著・文・その他
内容説明
物質文明に惑わされ、生きにくい時代に切ない涙を流す現代人へ「生の完全燃焼」を激烈に問う。
目次
理解しようとするな、わからぬままに、突き進むのだ。―わからぬがよろしい
読書とは、歴史と自己が織りなす、血と魂の触れ合いである。―読書論
人がいて、初めて学問があった。人が去れば、技巧と堕する。―「学」とは何か
心の深奥に棲むものがある。我々は、それに魅入られている。―真実とは何か
人の情は切ない。ゆえに無垢なる心がふるえるのだ。―一片の赤誠
自由に見えるものは消え失せるが、制約は創造性を引き寄せる。―制約の有難さ
科学とは、試論にすぎない。―科学的の幻惑
本物を求めてはならない。恋焦がれ、想像するのだ。―本物にもの申す
礼は科学である。目に見えぬものと対峙する東洋の叡智なのだ。―礼について
死を想え、貫くものを見なければならない。―貫くということ〔ほか〕
著者等紹介
執行草舟[シギョウソウシュウ]
昭和25年東京生まれ。本名祐輔。立教大学法学部卒。実業家、著述家、歌人。消費社会の人間の生き方に疑義を呈し、生命の燃焼を軸とする新しい「生き方論」を提唱する。「真の生とは何か」を追究し続ける生命論研究者。佐賀鍋島藩士の家系に当たる。祖父・執行弘道はオクスフォード大学に留学後、世界各地で日本美術の普及に貢献した。建築家フランク・ロイド・ライトの親友としても知られ、後年は枢密顧問官として天皇の美術顧問を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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