戦火をくぐった唄―三日月センセイと三人の子と

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  • サイズ B6判/ページ数 133p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062156318
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8036

内容説明

三日月センセイが思い出すのはかつて出会った戦災孤児たち。大きな悲しみを抱えながら懸命に生きた小さないのちの記録と本当の平和を望むセンセイからのメッセージ。

著者等紹介

西村滋[ニシムラシゲル]
1925年愛知県生まれ。6歳で母と、9歳で父と死別し、孤児となり、以後放浪生活をする。1960年処女作『笑わない青春』を発表。『雨にも負けて風にも負けて』で第二回日本ノンフィクション賞を、『母恋い放浪記』で第七回路傍の石文学賞を受賞。『お菓子放浪記』は全国青少年読書感想文コンクールの課題図書となり、木下恵介の手によりTBSテレビで連続ドラマ化され、好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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りるふぃー

4
【覚書】 1.いつも、世界のどこかで戦争が起こっていて、戦災孤児が現在形で溢れかえっているのを見せられると、かわいそうということだけではなく、そこからどんな観念が生まれるのだろうかと、おそろしい気がするのです。 2.親はなにを子にプレゼントしたでしょうか。戦争にかぎらず、なにがおこるかもしれない人生を歩いてゆくこどものために、ことによっては、ひとりで生きていかねばならないかもしれぬこどものために、親はきっと、なにかのプレゼントを残してゆくものなのでしょう。 2024/09/25

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