道路独裁―官僚支配はどこまで続くか

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062156257
  • NDC分類 514.06
  • Cコード C0031

内容説明

「1000円高速」にダマされるな!甘い需要予測で不採算道路を日本中に建設し、「民営化」を偽装して権力拡大を続ける国交省と道路族議員。自民党的権力の源泉「土建王国」を民主党は壊せるか?「小泉改革」の民営化論議を現場で追い、内部資料に新たな光を当てたジャーナリストが告発する、驚くべき権力構造の実態。

目次

第1部 道路の厚い岩盤―巻き戻された時計の針(高速道路「どこまで行っても1000円」は問題だらけ;車が減っても道路はどんどん造られる;幻と消えた「一般財源化」;ガソリン国会―自民vs.民主)
第2部 道路公団民営化の「七人の侍」(決戦前夜;民営化推進委という名の戦場;真夏の決闘;官僚支配の深い闇;「5人組」のクーデター)
第3部 それぞれの「わが闘争」(王国の崩壊―藤井治芳公団総裁の場合;「変人」の変心―小泉純一郎首相の場合1;作家の権力―猪瀬直樹委員の場合;「小泉改革」の罪と罰―小泉純一郎首相の場合2)

著者等紹介

星野眞三雄[ホシノマサオ]
1971年、神奈川県生まれ。94年、早稲田大学を卒業し、朝日新聞記者に。徳島、千葉の支局、北海道報道部、西部本社経済部などを経て2002年から東京本社経済部。国土交通省、建設・不動産業界、日本銀行、金融業界、金融庁、財界、経済産業省などを担当。06年~07年、米スタンフォード大学客員研究員。現在は経済グループ記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Uたロー

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道路公団民営化は小泉改革の成果だとばかり思っていたけど、実は違っていたのか・・・。民営化とは名ばかりで、不採算道路は造られ続け、税金の無駄遣いは止まらない。救いようがないな、この国は!!2012/05/18

take

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これは小泉改革による道路公団民営化を取り上げた秀逸なノンフィクション。 当事さかんに議論されていた民営化後の形態として上下一体か上下分離かの意味するところや、民営化推進委員会の迷走、混乱の内実が初めて理解できた。2009/11/21

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