ふしぎの国のアリス―ウォルト・ディズニー

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 23X28cm
  • 商品コード 9784062155946
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

内容説明

少女が白うさぎをおいかけるこのファンタスティックなお話は、ルイス・キャロルが執筆してからずっと三世紀にわたり、子どもたちを楽しませてきました。そしてここで、ふしぎな世界が新たなアーティストのフィルターを通して、輝き始めるのです。画家のメアリー・ブレアは、『ふしぎの国のアリス』のコンセプトスケッチを描き、ウォルト・ディズニーならではのアリスの世界を築き上げるのに力をそそぎました。ハートの女王やいかれぼうし屋など、個性あふれるキャラクターを、彼女独自のアートセンスを生かし、みごとにとらえています。ジョン・シェスカの再話、アーサー・ビナードの和訳は、アリスが穴に入った瞬間から、読者をぐいぐいとひきつけていきます。

著者等紹介

ブレア,メアリー[ブレア,メアリー][Blair,Mary]
1911~1978。ウォルト・ディズニー社のもっともすぐれたコンセプチュアル・デザイナーの一人。社に在籍した35年のあいだ、『シンデレラ』『ふしぎの国のアリス』『ピーター・パン』など、クラシックなディズニーアニメーションのコンセプトデザインを手がけ、ウォルトとともにファンタジーの世界を築き上げた。また、独特なアートセンスで、子ども向けの絵本をはじめ、広告、舞台セット、テーマパークのデザインも手がけるなど、幅広く活躍。東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインもそのひとつである。アニメ史上で今もなお、尊敬され、目標にされるアーティストといえる

シェスカ,ジョン[シェスカ,ジョン]
1954年、アメリカ・ミシガン州生まれ。絵本作家。オリジナル作品に加え、昔話のあざやかなリメイクも数多く手がける。ニューヨーク在住

ビナード,アーサー[ビナード,アーサー]
1967年、アメリカ・ミシガン州生まれ。詩人。90年に来日。『釣り上げては』で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞、『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞を受賞。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuzuriha satoshi

31
メアリー・ブレアはDisneyがもっとも信頼したアーチスト 彼女がアニメーション『ふしぎの国のアリス』のために描いたコンセプトアートを再構成した素敵な絵本です このアートがなければあの名シーントランプ達の行進も生まれなかったのです2013/11/26

小夜風

17
【所蔵】メアリー・ブレアが描くディズニーならではの「ふしぎの国のアリス」。ジョン・シェスカ再話、アーサー・ビナード訳…という贅沢さ!いつもは「私を食べて」と訳されるところが「食べな!」となっていて感心しちゃいました。アリスの複雑な世界観は子どもには判り難く、かといってアニメ絵本では物足りなくて…と思っていたのですが、この絵本は子どもが読むのにもピッタリな気がします♪ただ、絵本にするために描かれたものではないので、見たい場面が描かれていなかったりするのが勿体ない。でもメアリー・ブレアの絵は可愛くて好きです♪2015/05/10

リリィ

11
ディズニー映画、不思議の国のアリスのコンセプトアートを集めた絵本。こちらはシンデレラに比べ、直訳が目立ち、やや退屈に感じますがアリスの不思議な世界観を尊重した踊るような文字の表現、メアリーの力強く不思議な世界観が引き込んでくれます。メアリーがいかにディズニークリエイターの中で重要な役割を担っていたかがよくわかる秀作。2014/08/10

あおい

9
アリスの不条理な世界をカラフルで可愛らしい絵で。2022/11/30

アリスに恋するうさぎ

1
読んだと言っていいのか…英語は苦手!!でもこの本は、メアリーブレアのイラストを見るだけでもかわいいvv英語だけど絵本なのでイメージしやすいし。文章の表現?書き方?技巧?なんていうのか…字体にもこだわりがある感じ。2012/02/14

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