大系黒澤明〈第2巻〉1952~1973

大系黒澤明〈第2巻〉1952~1973

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  • サイズ A5判/ページ数 726p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062155762
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

『七人の侍』で築いた栄光から失意の時代へ
名作を陸続と世に送った輝きから、東宝からの独立、海外資本との不調、そして衝撃の自殺未遂。作品は『どですかでん』まで。未公開の写真・衣装画なども多数掲載。


黒澤 明[クロサワ アキラ]
著・文・その他

浜野 保樹[ハマノ ヤスキ]
著・文・その他/編集

目次

第1章 東宝への復帰(1952~1957)
第2章 時代劇三部作(1957~1959)
第3章 黒澤プロダクション(1959~1965)
第4章 苦難の時代(1966~1973)
第5章 監督自身による作品評と側近たちの黒澤像
解説 世界のクロサワと挫折

著者等紹介

浜野保樹[ハマノヤスキ]
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授(工学博士)。黒澤明文化振興財団理事、日本映像国際振興協会監事、徳間記念アニメーション文化財団評議員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぐうぐう

5
第2巻は、争議のあと東宝に復帰し、『生きる』『七人の侍』といった映画史に残る傑作を立て続けに生み出した絶頂期、そして『暴走機関車』『トラ・トラ・トラ!』の挫折といった苦難の時代を記している。自ら言うように、黒澤明とは西欧と日本的なものがあたりまえに同居している稀有な監督であった。だからこそ、西洋人は侍の映画に国の垣根を超えた精神を見、驚愕したのだ。日本の低い評価と反比例するかのように、世界でのクロサワの名声は高まっていく。その歪さが、結局は彼に不幸をもたらせるのだが、もしそうだとすれば、(つづく)2010/11/10

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