出版社内容情報
無限の先には何があるのか?
文章とイラスト(オールカラー)のコラボレーション 新しい科学読み物!
●無限大にゼロを掛けても無限大って本当?では無限大に無限大を掛けたら無限大の2乗になる?
●無限って数えられるの?
●自然数と有理数はどちらが多い?
●無限に大小はあるの?
●無限に向かうスピードに違いはあるの?
足立 恒雄[アダチ ノリオ]
著・文・その他
上村 奈央[カミムラ ナオ]
著・文・その他
内容説明
無限の先には何があるのか?文章とイラストのコラボレーション、新しい科学読み物。無限という概念を数学の立場から考察する。
目次
第1章 解析における無限大(数の体系の基礎知識;数学的無限大の分類;解析的無限大 ほか)
第2章 幾何における無限大(世界地図;南極大陸の地図;複素数の復習 ほか)
第3章 集合における無限大(集合;空集合も集合;数学史上至高の創造 ほか)
著者等紹介
足立恒雄[アダチノリオ]
京都府福知山市出身。早稲田大学理工学術院数学科教授。専攻は整数論、数学思想研究
上村奈央[カミムラナオ]
愛知県生まれ。イラストレーター。ペンと水彩絵具を使って心象風景を描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
13
「∞」は「数列を表す記号」である。「3+2=5」の場合、「数値を扱う式」と考えても「数列を扱う式」と考えても成り立つが、∞は数列を表す記号であるので後者の解釈しかありえない。だからこそ、「∞+1=∞」「∞×2=∞」「∞+∞=∞」となる。なお、「∞ー∞」は「∞」にもなりえるし、「-∞」にもなりえるし、「1」にも他の数にもなりえる、「不定」である。2021/05/26
びすけっと
10
2009年6月刊。「科学の栞」つながり。数学って問題を解くことが主になってしまっていて、思考の幅を広げるとてもおもしろい学問だということを忘れてしまいますが、この本はそれを思い起こさせてくれます。私自身、数学Ⅰの「必要条件」「十分条件」の言葉の意味で足をすくわれたひとり(p.86)。数学って言葉を定義してしまえば、後は紙と鉛筆で豊かな思考実験ができるとてもおもしろい世界だと思うのです。無限ってすべて同じ無限ではなくて、無限にもいろいろある。それが分かるだけでも読んだ価値がある一冊です。2015/06/17
Enzo Suzuki
9
無限に焦点を絞った数少ない1冊。興味あれば必読。なければ... 2017/06/18
maple
2
ギリシャ哲学が無限について深く考えていたことに感銘を受け、曖昧にながしていた無限を捉え直すべくやさしそうな本を読んでみた。因みに絵本である意味はよくわからない。そもそも自分の無限の捉え方、問題提起の方法に勘違いがあったような気がする。計算可能か不可能かを適当にするからアポリアに落ちてゆく。2015/07/07
Masaru Kamata
1
すらすら読めて、考える楽しさの入り口まで連れて行ってくれる本。無限を前より具体的にイメージできるようになった。中学生の頃に学校の図書室でこんな本を読みふけっていたなあ。2019/02/08




