ミヒャエル・ゾーヴァの仕事

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  • サイズ A4判/ページ数 80p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784062154239
  • NDC分類 723.34
  • Cコード C0071

出版社内容情報

ゾーヴァの仕事がすべてわかる最新画集 『ちいさなちいさな王様』の挿画、『ウォレスとグルミット』の背景画、日本でも人気のポストカードの数々など、これまでの仕事について作者が語る贅沢な画集

ミヒャエル・ゾーヴァ[ミヒャエル ゾーヴァ]
著・文・その他

那須田 淳[ナスダ ジュン]
著・文・その他/翻訳

木本 栄[キモト サカエ]
著・文・その他/翻訳

内容説明

出版、広告、ポストカード、映像、舞台―。現代ドイツを代表する画家ミヒャエル・ゾーヴァが、日本の読者のために再び語りおろす、“仕事”のすべて。

目次

1 出版
2 広告とポストカード
3 舞台と映画
4 モチーフ
5 風刺

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

103
幻想的で物哀しい中にとぼけた味わい。ミヒャエル・ゾーヴァ氏が自分の仕事を語るバイオグラフィ。『出版』『広告とポストカード』『舞台と映画』『モチーフ』『風刺』の5章で構成されている。芸術大学を卒業し美術教師の職を得る。仲間と開いた展覧会を契機に絵本の仕事が舞い込む。友達と始めたポストカードの仕事から舞台や映画の仕事と出会う。仕事が次の仕事に繋がり、人との出会いが新たな出会いを呼ぶのはどんな仕事にも共通する事。大切なのは選ばれるためのサムシングを持っているか。情報通信の広告に『電線ブタ』を描くセンスとか。2016/05/03

greenish 🌿

78
『ちいさなちいさな王様』の挿画で知られるミヒャエル・ゾーヴァ。出版・広告・ポストカード・映像・舞台・・・。その仕事を自らが語る  ---なんと贅沢な本だろう。『ちいさなちいさな王様』や、映画『アメリ』等の作品の製作秘話を、1カットずつ自身の言葉で語ってくれるのです。自他共に認める「上塗り家」。出版した作品も、もっとこうしたら面白い!と、どんどん上塗りしてしまう。ゾーヴァの飽くなき探究心。微笑ましくも、プロとしての矜持が感じられる一冊。彼がこだわり抜いた波が印象的な『箱舟』。飛沫の美しさは溜め息ものです。2014/06/29

hirune

49
画家さんが自分の作品について語ってるって面白いですね。一つの絵が気に入らず、どんどん上塗りしていく過程が載ってたり。「ちりめんキャベツから生まれたピーター」私は2番目の状態が好きです、もう塗りつぶされたみたいですが^^;ポスターの中にゴジラが描かれていたり、遊び心もたっぷりで味のある作品たちでした☆2016/07/28

けんとまん1007

40
一目でわかるゾーヴァの世界。読んでみて思った。深い。何度も何度も上塗りをするという。つまり、現在進行形であるということだ。1枚の作品も、時が経てば意味合いも変わりうる。それに満足をしないというスタンスが素晴らしい。これから、ゾーヴァの見方が変わるかも。2017/11/18

たんたん(休みます)

39
『ちいさなちいさな王様』のすべての挿絵と挿絵に対するゾーヴァのその時の心境や感想が載っているのが嬉しい。特に面白いのが絵本P33の「路上駐車の場面」。彼は出版後もこの絵の色が気に入らず上塗りを繰り返し、この本に載っている絵と絵本の絵では変わってしまっている。これが、ハッケの言う「上塗り屋」か(笑)こんなに綺麗に上塗り出来るものかと感心するばかり。他の作品についても同様に作品へのゾーヴァの思いがふんだんに書かれているのでファンには嬉しい1冊になるであろう。オペラ「魔笛」が絵本化されているので読んでみたい。2014/08/01

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