歌舞伎座の怪人

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歌舞伎座の怪人

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062152365
  • NDC分類 774.28
  • Cコード C0074

内容説明

売れない青春時代、一夜限りで演じた『義経千本桜』狐忠信、起死回生の『ピンポン』、叔父萬屋錦之介の思い出、そして父の死。千尋の谷から何度もはい上がった“獅子の童”の自伝エッセイ。

目次

第1章 たからもの箱・歌舞伎座と、ぼく
第2章 歌舞伎の四季
絵で楽しむ「歌舞伎座案内」あべ弘士×中村獅童
第3章 「正統派異端系」―歌舞伎の外の世界
第4章 家族、親戚、そして…
スペシャルインタビュー 萬屋の血 中村獅童ができるまで(名女方・三代目時蔵と猛妻賢母・ひなの物語;スターの系譜叔父・萬屋錦之介と中村嘉葎雄、そして中村勘三郎;獅童と獅童父と息子の三十六年)

著者等紹介

中村獅童[ナカムラシドウ]
歌舞伎役者、俳優。1972年9月14日生まれ。名女方・三世中村時蔵を祖父に持ち、叔父には戦後邦画黄金期を支えた大スター・萬屋錦之介、個性派俳優として現在も活躍する中村嘉葎雄がいる。2002年、映画『ピンポン』でブルーリボン賞、日本アカデミー賞などの新人賞を総なめにし、一躍スターに。現在も映画やテレビドラマなどに出演しながら萬屋一門の若手として歌舞伎の舞台に立つ、自称「正統派異端系」歌舞伎役者である。新春浅草歌舞伎では『義経千本桜』の狐忠信や新中納言知盛、新橋演舞場花形歌舞伎では『恋飛脚大和往来』の亀屋忠兵衛などの大役をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

定年(還暦)の雨巫女。

6
《私‐図書館》勘三郎さんや団十郎さんの話、お父さんやお婆様の話面白い。新歌舞伎座もオープンして、勘三郎さんや団十郎さんも亡くなり大変ですが、獅童さんには頑張ってほしい。2013/04/13

しげ

5
獅童さんといえば、個性的でパンキッシュなイメージがあったのですが、とても品のある軽やかな調子の文章を書かれるのですね。意外でした。ほとんどが歌舞伎のこと、萬屋のことについて書かれているのですが、とてもわかりやすく、歌舞伎初心者でもさらりと楽しむことができました。ときおり登場する勘三郎さんや海老蔵さんとのエピソードにもニヤニヤ。2014/05/09

wang

1
獅童本人の文章や聞き書き。映画出演のことや毎月の出演芝居のことなど軽い読み物。舞台写真や子供の頃の写真など獅童個人を感じることができるのがいい点。2011/02/08

なかち

0
記述があっさり。もっと役に恵まれない時代のドロドロした部分を知りたかった。2010/01/21

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