内容説明
ふとしたことから手に入れた、刀の形象が私にもたらしたもの。群像新人文学賞優秀作受賞作家が、都市を切り裂く。同時収録「ライトワーム」。
著者等紹介
佐藤憲胤[サトウノリカズ]
1977年福岡県生まれ。福岡大学附属大濠高等学校卒業。『サージウスの死神』が第四十七回群像新人文学賞優秀作となりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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奴が岳魚
1
純文学と言うか、所謂純文学たろうとしている文体が、この物語の足枷になっている感じがした。もう少しざっくばらん、自然体でいいんじゃないですか。なんか右手と右足が、同時に出ているような感じ。チャンスは有ってもなくても書くことは出来ます。がんばれ2014/01/24
メカ黒猫
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装画からは想像出来ないまさかの純文学。受賞後の作品としてどうかな。。チャンスを逃しちゃっているように感じる。表題作は結局PTSDの話。それ以上でも以下でもない。2編目はもう。。。自己陶酔がすごい。誰を目指しているんだろう。。。安部公房とか?阿部和重とか?遠く及ばない。力不足と感じた。特に見張る点は無かったかな。氏の他作は読まないと思う。群像新人文学賞は奇を衒い過ぎている。 2012/11/27
mame_maki
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★・・・『イカレタ人』のお話で理解できず。2010/01/17
モーリス
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ゴミ2009/07/21
クミコ・ロッテンマイア
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鋭すぎる感性が生んだ漠然とした不安を見事に文章に写し取る、この小説を文学として評価できねば自分に文学を語る資格はないと思うが、ごめん。如何せん、難解すぎた…。2009/02/12