内容説明
友だちから言葉の暴力を受け、学校に行けなくなった日々。働く両親を待って留守番をした、たくさんの夜。“書くこと”が少年の心に翼を与えた―。俳優内田朝陽が7歳から14歳までに書いた詩と作文を初公開。
著者等紹介
内田朝陽[ウチダアサヒ]
1982年5月30日、東京生まれ。2000年、映画「死者の学園祭」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Musica
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なんと繊細な。けれど今学校に通えてない子の心の中は、こんな状態なんだと思う。 わたしも30年間そうだったと思うが、その後は、もう忘れていた。ピーターパンを忘れたかのように。でも、忘れちゃいけない。2017/11/26
Musica
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ピーマンのことをこんなに考えてる子2013/08/12
チカチカ
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『 もしもお月さまがさくらのようなももいろで もしもお星さまが南極のこおりのような水いろで もしも空が七いろのにじのようなお花ばたけでできていたらいいな 』この花びらがかなしみやくるしみやを癒してくれるんだそうです。こんな繊細な心を持っていたから彼は学校へ行けなくなり助けてくれたひとのために弱い心をなくして強くなったんだそうです。いまのこどもたち全員に読んで欲しい。いじめる子もいじめられている子も。わたしはいじめられている子だったから朝陽さんの深い哀しみが胸に響いた。いじめる子にも大切なものを感じて欲2012/10/02