走れUMI

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062149822
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

大きくふくらませた鼻の孔に向かい風を思いきり深く吸い込んだ。ミカン山のにおいも嫌いじゃないけれど、海のにおいは何かが違った。ペダルをこぐ。速く、速く、もっと速く―。父さんがくれたマウンテンバイクの「UMI」に乗って、ミカン山から生まれ育った鯨の町へ―。それは、僕が大人になるために、自分に課した「宿題」だった。心あたたまる少年の成長物語。

著者等紹介

篠原勝之[シノハラカツユキ]
1942年、札幌市生まれ。鉄の街、室蘭市で少年時代を過ごす。上京後、絵本、舞台美術、小説、エッセイなどで活躍し注目を集める。1986年から鉄を素材に作品をつくりはじめ、以後モニュメントなどのダイナミックな造形を全国各地に生み出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gontoshi

1
小学校から中学生になるくらいの少年が良く描けています。2021/04/08

kambashig

0
男性陣がかっこいい。それに比べて母の扱いがさびしい。人物は魅力的だが、ストーリーはややまとまりがない感じ。2013/05/15

griff

0
父ちゃんもジイチャンもかっこいい。海の男って格好いいなぁ。作者がゲージツ家のクマさんだとは気づかなかった。ゲージツ家になるまえから作家だったのかな。面白かったから、他のも読んでみたい。2011/11/26

Gajip

0
何かで『おススメの本』と紹介されていて読みたかった本。図書館で探すと児童書コーナーにあって少しビックリ。字も大きく読みやすいのですぐに読了。 小6の男の子の細かな心情も痛い程感じた。なかなか厳しい環境の中、意志の強さで自分で決めたことを実行し、その経験で確実に強くなっていった。その過程は思わず泣きそうになる程。 強い男になったなぁ、と思わず母目線で感心してしまった。2019/05/22

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