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茂田井武美術館 記憶ノカケラ

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784062149433
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

内容説明

早世の天才画家・茂田井武、その画業全体と人間像をまとめた珠玉の作品集。

目次

1 旅の画帳
2 流浪の詩
3 幼年の輝き
4 物語る絵
5 資料編
付録 手作り絵本『巴里の子供』

著者等紹介

茂田井武[モタイタケシ]
1908‐1956。東京・日本橋に生まれる。関東大震災で生家が全焼。太平洋画会研究所などを経て、’30年に渡仏。パリの日本人会で働きながら独学で絵を描き、日々の生活を画帳に描きとめた。帰国後、様々な職を転々としたのち、成人向け雑誌「新青年」で挿絵を描き始める。暗く妖艶な画風で注目される。特に戦後の10年間は子どもの本を中心に、病躯を押して膨大な仕事に取り組んだ。’54年、絵雑誌「キンダーブック」の仕事に対し小学館児童文化賞受賞。絵本の代表作に『セロひきのゴーシュ』などがある。素朴な詩情と幻想、郷愁とユーモアを含んだ絵で戦後の出版美術界に大きな足跡を残し、影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Maiラピ

13
挿絵ってすごいなぁ~って改めて思う。短かったり、長かったりする物語の中から、「気持ちの針が振れる一瞬」を切り出して一枚の絵に登場人物の気持ちを封じ込める。例えば一枚だけの挿絵、表紙絵だったりする、でもその絵の中の世界を物語の始終引きずる。主人公らしき人が描かれるてあると読みながら、その、らしき人が泣いたり笑ったりする。茂田井氏の宮沢賢治最高峰の一冊と評される『セロ弾きのゴーシュ』読んでみます! 2011/05/14

ゆうむ

1
本当にチャーミングな絵の数々!ORANGE100%及川賢治が、その作為を感じさせない可愛さを称賛していたのだけど、実際目にしてみると想像以上で驚いた2018/04/05

takao

0
☆懐かしい。経本の挿絵なども。2016/11/26

katha-anmila

0
さほど期待も持たず図書館のサイトから予約するも思った以上に好きなタッチの絵心加減に感動!宮沢健司の本にまで手がすすんだ。そして『小川未明』という詩人も知ることに。とっても良かったです。2013/06/13

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