内容説明
自分は他のものとは完全に別のものであるという“孤独でばらばらな”世界観が生み出した未曾有の危機に、人類は直面しています。ノーベル平和賞受賞者7人を会員に持つブタペストクラブ会長であるアーヴィン・ラズロ博士が本書で示すのは、情報によってすべてが形成され、すべてが微細なレベルでつながっている宇宙です。破滅か突破か。その鍵を握るのは、宇宙を支配する一貫したルールに気づくこと。世界のリーダーたちが支持する、自分を成長させ、世界を平和でよりよいものにしていく“シークレット”がここにあります。
目次
第1部 全一世界(私たちは何を知っているのか?;今ある権威;相対性;アーカーシャと全一世界)
第2部 全一の言葉(イン‐フォーム;宇宙の言語;一貫性;経験;脳を超えて)
第3部 現実世界(変化のはじまり;包括的リアリティ;破滅か大躍進か;変化の完了;私たちの宇宙的使命)
著者等紹介
ラズロ,アーヴィン[ラズロ,アーヴィン][Laszlo,Ervin]
ピアニスト、哲学者。世界賢人会議「ブダペストクラブ」会長。原子・人間・宇宙に存在する一貫性のある原理・構造を探究する「システム哲学」を提唱し、その発展に努めている。ニューヨーク州立大学教授、ベルリン国際平和大学理事・教授、国連調査訓練研究所所長、ユネスコ顧問などを歴任。04年、05年、ノーベル平和賞候補
カリヴァン,ジュード[カリヴァン,ジュード][Currivan,Jude]
ヒーラー、量子物理学者、考古学博士。90年代初頭は、大手グローバル企業のファイナンス・ディレクターとして活躍。イギリスのトップ・ビジネスパーソンと称される。96年、ビジネス界から退いた後、科学とスピリチュアルを融合させた、宇宙論に関するセミナー・講演なども行っている
村上和雄[ムラカミカズオ]
分子生物学者。京都大学大学院農学研究科修了。農学博士。筑波大学名誉教授。現在、国際科学振興財団バイオ研究所所長。世界に先駆けて酵素「ヒト・レニン」の遺伝子解読に成功
和波雅子[ワナミマサコ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業
吉田三知世[ヨシダミチヨ]
翻訳家。京都大学理学部物理系卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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