内容説明
ウォーキング途中の道端に置かれた石と、添えられた花。埋められている「なにか」―問いは残されたまま「わたし」の記録は記憶を辿り、老いと死への思索に漂う。清冽なる本格小説集。
著者等紹介
川崎徹[カワサキトオル]
1948年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。CMディレクターとして富士フイルム「それなりに」、キンチョール「よろしいんじゃないですか」、サントリー「一般大衆」などの多くのヒットCMを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ruki5894
8
全体的に“死”のイメージが付きまとう。淡々と静かな文章の中にひんやりと冷たい感じ、きらいじゃないこの感じ。2013/10/01
takao
3
ふむ2023/12/29
ruru
1
著者はCMディレクタらしい。綺麗なお話ではないのに、凛とした静謐な空気を文章から感じました。文章を追いながら頭の中でそれを映像化していく…よくある日本映画みたいな感じだった。2010/12/22
17gr
1
文章が映像的で場面を想像しながら読まないと話に着いていけなかった印象です。流し読みはできません。2010/08/20
michi
0
★★★2008/10/30