内容説明
こうしてあなたも国家に強制動員され、記号化され、見せしめにされる。国民精神改造計画起動。裁判員制度のトンデモな現実に、『オウム裁判傍笑記』の著者が斬り込む。
目次
あくまで裁判に巻き込まれていく立場から
第1部 裁判員シミュレーション(あなたも私も裁判員)
第2部 裁判の現場から(その判断に責任を負えるのか!?;死刑か否か…;裁くことの難しさ)
第3部 司法制度改革の正体(こんなおバカな裁判官がいた;裁判所は絶対である;無能弁護士急増中;司法制度改革の目玉―裁判員制度)
著者等紹介
青沼陽一郎[アオヌマヨウイチロウ]
1968年、長野県生まれ。早稲田大学卒業。テレビ番組制作に関わった後、フリーのジャーナリストとなる。犯罪、事件、食料、国際問題などをテーマにルポを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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depo
1
図書館リサイクル本。この制度は国会で全員一致で成立したそうである。そういえば、国会議員は裁判員にはなれないから自分が裁判員になったら等のことを考えなかったのだろう。2021/10/12
姫梨
0
ん?悲劇??読んだら裁判員制度ややりかたについてが多数占めていたような印象でした。2014/02/17
土方one太丹
0
前半は裁判員制度の難しい内容をジョークを交えて分かりやすく説明されているが、後半の裁判官や弁護士についての記述は難しくてちょっと疲れました。2012/04/28
鈴と空
0
「どこが」「何が」というより、私はどうやら単純にこの方が苦手みたいだ。2010/02/07