出版社内容情報
判型:四六判
頁数:280p
造本・体裁:仮製・薄表紙・カバー
士郎正宗×秋田禎信=奇才作家のタッグ!
2055年、現実世界と電脳世界との狭間で起こる歪みや事件の究明・調査にあたる”電脳ダイバー”の物語。ダイバー達の使命感と心の闇を描く本格SF!
内容説明
2055年、リアル(現実世界)とメタリアル(電脳世界)とが存在する時代。人々は、電脳ネットワークの中に身を置くことで理想を追い求める。その理想とのギャップ、現実と仮想との狭間で起こる事件の調査・救難のため“電脳ダイバー”達が暗躍する。武闘派ジャクソン&頭脳派シムラが、人々の心の闇に潜り、謎に挑む。はたして、「夢」とは何なのか…。士郎正宗ワールドに秋田禎信が鋭く斬り込む“Sci‐Fi小説”。
著者等紹介
秋田禎信[アキタヨシノブ]
1973年東京生まれ。1991年、17歳の時に、『鬼の話』で富士見書房第3回ファンタジア長編小説大賞にて審査員特別賞受賞。改題『ひとつ火の粉の雪の中』(富士見ファンタジア文庫)でデビュー。代表作は、『魔術士オーフェン』シリーズ、『エンジェル・ハウリング』などがあり、ライトノベル界を代表する作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuimoke
1
秋田信者なので。あまりにも秋田なノリでうれし涙。もしかして秋田って伝えたいこと一つしかない?(褒めてる)信じる、とか絶望しない、とか自分で決める、とか。2008/11/08
てらみす
0
アニメ「RD潜脳調査室」より前の時間軸ノベライズ。久島部長が出てくるが登場人物はほぼオリジナル。アニメではあまり掘り下げて描かれていなかった印象のメタリアルダイバーについて描かれている。元のアニメはキャラクタも魅力的だがメタルや電脳などテクノロジーの発展による恩恵と弊害を描いたストーリこそが本筋だと私自身は思っている。既存のキャラに囚われずメタルの情景、ダイバー達の攻防がありありと描かれている本作はアニメ大ファンの私も好きな作品になりました。2017/06/19
Yamazaki Hidetomo
0
アニメのスピンオフ的なものを期待しつつ、読み進めていくが、かなり違った。アニメとは別のSF小説でした。2015/07/29
マキリ
0
「メタル」と呼ばれるネットワーク世界に潜り、問題を解決する技術者「ダイバー」を中心に描いた物語。アニメ作品の設定と世界観を継いでいますが、ストーリーは全く違うものです。淡々と話が進んでいくので、やや話の盛り上がりに欠けるかなと感じました。個人的には、ジャクソンのキャラクターがよかったです。2013/05/02
ぱろ
0
元ネタ知らずに読んだ私が悪かったのかもしれない。2011/04/20