私が見た、「韓国歴史ドラマ」の舞台と今

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062148092
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0074

内容説明

蓮池薫が初めて書き下ろした!体験エッセイ。北朝鮮での24年間を織り込みながら、『太王四神記』『朱蒙』など人気ドラマの裏側をやさしく解説。

目次

第1章 知れば知るほど面白い、「朝鮮建国神話」をめぐる謎
第2章 ドラマに描かれたヒーローたちの実像
第3章 今に生きる、最強の国「高句麗」の遺産
第4章 高句麗をめぐる、4ヵ国の確執
第5章 高句麗の首都・平譲の今
第6章 ドラマやエンターテインメントが育む相互理解

著者等紹介

蓮池薫[ハスイケカオル]
翻訳家。新潟産業大学国際センター特任講師。新潟県出身。中央大学法学部在学中の1978年に拉致され、以降24年間もの北朝鮮生活を強いられる。2002年の帰国後、翻訳を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかつき号

9
初著者。 ちょっと気負って読み始めたが、軽い語り口の本だった。 歴史が好きなのか、三国時代、高麗時代の話がメインで面白かった。2016/06/06

nizimasu

3
この本では、ヨン様の「太王四神記」と「チュモン」を通じて韓国の歴史を振り返るんだけど、中心にあるのは、高句麗という朝鮮の統一王朝についての記述がメイン。そこにあるのは朝鮮半島という国が、古朝鮮の頃から常に国家のアイディンテティが揺れているという側面があるという。ちょうどチュモンが放送されている時も中国の北東部の調査が行われ、朝鮮半島はもともと中国の一部であるという研究結果に、制作者も怒りを覚えたそうだが、そういうナショナリズムやアイディンテティをドラマを通じて確認していく作業が歴史ドラマに込められている2014/02/04

pandamajp

0
ちょっと期待と違っていたけど、(蓮池氏らしい論理的な内容でしたが ドラマの中身と歴史がごっちゃに書かれていて、その辺り混乱しましたが)不可思議な歴史の世界に引き込まれました。いづれにしても、中国と日本に囲まれた朝鮮の人々の矜持は今なお続いているんだなぁと思いました。2013/02/12

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