ナヤミノタネ―ガク叔父さんへのレクイエム

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062147712
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

出版社内容情報

判型:A5判
頁数:168p
造本・体裁:カバー・仮フランス

洋画家小野木学、最後の絵に寄せた鎮魂歌 

ホスピスもなかった時代、描く事で痛みに耐えた叔父が残したユーモアとアイロニーに満ちたパステル画。その清冽なメッセージを読み解く「絵描き2人の画文集」

内容説明

余命を知った画家は何を描いたか。「ほめられ、おだてられ、教えられ」同じ道を歩んだ筆者が語る、“絵を描くこと”の半世紀。

目次

サッキノキオク
タダノノハラ
ソラノアオウミノアオニソマリタダヨウ
アメリカンフットボールノセンシュ
マチ
ユウヒノヨウニミエルアサヒ
サンドニノムコウガワ
オオキナコエノトモダチ
アサノジョウタイ
アクマノジョウダン〔ほか〕

著者等紹介

小野木学[オノギガク]
1924(大正13)年、東京に生まれる。1953年より自由美術展、アンデパンダン展などを中心に作品を発表。シェル賞を2度受賞、安井賞候補となる。1961年から62年にかけて渡仏、帰国後、「風景」シリーズとして深遠な青い抽象絵画を発表し始める。版画や児童書の挿絵なども手掛け、1970年小学館絵画賞を受賞。1976年、腎臓ガンのため死去

上矢津[カミヤシン]
1942(昭和17)年、東京に生まれる。父親代わりだった叔父・小野木学の影響のもとに10代より画家を志す。1970年代より、写真によるシルクスクリーン作品を手始めに、版画、コラージュなどの抽象作品を発表、注目される。1993年より3年間、東京藝術大学油絵科非常勤講師を務める。挿画、絵本などの出版美術も数多く手掛け、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品