ごめん

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062147323
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

範子―偶然目にした詩が、自分たちを捨てた父親の記憶を呼び起こした。陽菜子―意識不明の夫の口座に毎月お金を振りこみ続けていた人物と、ついに対面を。咲子―不倫と新たな恋。病気を告知され、自分の願いがはっきりわかる。麻理子―行方不明の親友と暮らしていたNYのアパートを、7年ぶりに訪れて。―その瞬間、4人の女性は何を決意したのか?『カフーを待ちわびて』から2年。日本ラブストーリー大賞作家が、揺れ動く女性たちを描いた感動小説集。

著者等紹介

原田マハ[ハラダマハ]
1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。総合商社、都市開発企業美術館準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、フリーのキュレーターとして独立。2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始し、2005年に共著で『ソウルジョブ』を上梓。同年、『カフーを待ちわびて』で、第1回日本ラブストーリー大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

178
他の方のレビューにも書いてあるように「コレ、ホントにマハさん?」と思うようなシリアスな作品が並んでいる短編集でした。しかし、シリアスといっても決してネガティヴになることなく、物語の終りにはポンと背中を押され、ココロのどこかが軽くなるような余韻を残してくれています。個人的には『夏を喪くす』が印象的で、いつもながらマハさんは、前向きな女性を書かせたら本当にステキな女性像(キャラ)を生みだしてくれると思います。文庫化にあたり表題が『夏を~』に改題されているようですが、本作のタイトルの‘意味’は感慨深かったです。2014/07/19

とし

139
原田マハさんの本6冊目です。4編の短編だけど今までとは随分と違う感じがしたかな、女性の身勝手、切なさ、やるせなさ、後悔、懺悔寂しい先が見えない終わり方な?2014/11/25

ダイ@2019.11.2~一時休止

133
四人の女性の短編集。初めて読んだ原田マハ作品。辻村深月に似てるのかなって印象。天国の蠅がよかった。2014/07/30

AICHAN

126
図書館本。4つの短編集。マハさんには珍しく性愛描写もあるどこか悲しい短編ばかり。マハさんは詩人だなとあらためて思った。文章の書き方、段落の設定、構成と、真似できないほどリズミカルなのだ。そして流れるような文章は見た目も美しい。俯瞰すれば一幅の素晴らしい絵画のようでさえある。そのことをマハさん自身、よくわきまえている。自分の才能を冷静に客観的に評価できるマハさんをあらためてリスペクト!2019/05/28

モルク

112
文字通り「ごめん」を扱った4編からなる短編集。胸がきゅっとなるような切ない話ばかりだった。親子、夫婦、そして親友と、とても大事、大切に思っているはずなのに、裏切ってしまった苦い思いで。大人の女たちはどのようにそれを消化するのだろう。ごめん、そして「いいよ…」はなかなか難しい。口先だけでは言えるけど…。私ならいつまでもわだかまりが残りそう。マハさんの美しい文章がオブラートで包んでいく。でも、伝えられるときに自分の言葉で伝えなきゃ…後悔しないために。2020/11/06

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