内容説明
サッカーのペナルティエリアの大きさは、幅約40メートル、長さは約16メートル。これを縦にしたら、フットサルコートとほぼ同じサイズになります。そんな狭い局面での激しい攻め合いに身を置き続ければ、自然とゴールするバリエーションを覚えていきます。ゴールという結果のための状況判断がサッカーとは変わってきます。サッカーだけをやっていてもフットサルは上手くならない。フットサルだけをやっていてもサッカーは上手くならない。でも、両方やれば確実にお互いに好影響を及ぼすのです。
目次
第1章 なぜゲームで上手くなれるのか―心構え(時間制限なし!がブラジル流;部活動の意識が強い日本 ほか)
第2章 相手ゴール前にいれば上手くなる!―技術(自分で考える環境=ゲーム;最初はみんな「ゲームブレイカー」(ポジショニング)
マークがついた!(ボディコンタクト)
いつも赤信号のつもりで(判断力) ほか)
第3章 チームの数だけ勝ち方はある!―戦術(コートは黒板ではない;遊びとの違い ほか)
第4章 フットサル普及のオモテとウラ―歴史(発祥は1930年代;サロンフットボールの思い出 ほか)
第5章 フットサルに未来を!―提言(Fリーグに高円宮杯を;日本サッカー浮上のカギ ほか)
著者等紹介
セルジオ越後[セルジオエチゴ]
サッカー解説者。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。非凡な個人技と俊足を生かした右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和(とうわ)不動産サッカー部(現:湘南ベルマーレ)でゲームメイカーとして貢献。魔術師のようなテクニックと戦術眼で日本のサッカーファンを魅了した。来日当時から少年サッカーの指導にも熱心で、1978年より(財)日本サッカー協会公認「さわやかサッカー教室」(現:アクエリアスサッカークリニック)の認定指導員として全国各地で青少年のサッカー指導にあたる。ユニークな指導法とユーモア溢れる話術で、現在までに1000回以上の教室で延べ50万人以上の人々にサッカーの魅力を伝えてきた。辛口な内容のユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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