内容説明
私はこれで、幸せになりました。ビジネスで幸運をつかむ100のアイデア。
目次
序章 福を呼び込む招福名刺
第1章 トモさんと名刺
第2章 名刺デザインを考える
第3章 発注者の気持ち
第4章 それぞれの名刺哲学
第5章 名刺で幸せになる
第6章 これからの名刺
著者等紹介
長友啓典[ナガトモケイスケ]
グラフィック・デザイナー。1939年大阪市生まれ。64年桑沢デザイン研究所卒業。日本デザインセンターを経て、69年、黒田征太郎氏と共にK2を設立。エディトリアル、各種広告、企業CI、およびイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、小説の挿絵、エッセイの執筆などでも活躍。67年日宣美賞受賞、2001年日本宣伝賞山名賞受賞。現在、日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問、東京造形大学客員教授
野地秩嘉[ノジツネヨシ]
ノンフィクション作家。1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務、美術プロデューサーを経て作家に。食、美術などのカルチャーものから人物インタビューまで、独自の視点で描く作品には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きーさん
17
手間がかかるわりに儲かるわけでもなく、しかも依頼人が成功してしまうと、なかなかデザインを更新してくれない、割に合わない仕事…と言いながらも、長友さんがいかにも楽しんで名刺をデザインしているようすが伝わってきて読み物としても面白い。それぞれの名刺は、シンプルなのにどこか愛嬌があり、しかも狙いすぎていない感じがとても味わい深い。これからは肩書きや組織の名前を伝えるためではなく、さまざまな種類の個人としての名刺を「使いこなす」時代という考え方が面白く、プライベート用の名刺が思わずほしくなる一冊。2013/12/08
羊の国のひつじ
6
面白い。ちょっと古めの本だが、いろんな名刺のアイデアがあってインスピレーションを刺激する。やっぱりコミュニケーションはとりまくらないといいデザインにはならないなぁ〜。FM802の全社員違う名刺というのは、自由な社風、社員に好きなことをさせているということがそのまま表れていていいアイデアだなぁ。伝え方がすごいなぁ。名刺デザインが違うのではなくロゴが違うのだけど、それでも社員数が多いのによくやるなぁと感心もしてしまう (笑)2018/03/10
エムコ
2
デザイナー・長友啓典が手がける名刺は“招福名刺”と呼ばれるらしい。共著とありますが、作家・野地秩嘉が長友さんの語りやエピソードなどをまとめた形になっています。後半に佐藤可士和・永井一正・岡本一宣の名刺にまつわるインタビューもあり。ビジネスで成功する名刺の作り方ではなく、人と人をつなぐコミュニケーションのあり方を学んだ気がします。2009/09/30
わたし
1
名刺デザインについて詳しくどうこう〜みたいな、HOW toじゃなく、デザイナーさんやその周りのたくさんの方を取り巻く色々なこと…という感じだったけど、面白かった。ブログ名刺、なんてものがあったのも初めて知ったし、今だったらInstagramや TwitterのQRコードも載せるかもだけどそれもないのも、シンプルでいいなぁと思う。いい本だった2024/08/21
まちゃん
1
面白い。雰囲気があって、やる気がでる。長友啓典氏が名刺を作ったクライアントとのエピソードと実際の名刺の写真が載っている。佐藤可士和氏・永井一正氏・岡本一宣氏へのインタビューもある。嫌味がなく読みやすい。2023/04/23
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