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出版社内容情報
芸能界一スキャンダラスな男の激烈な自叙伝
愛と別れ、友情と確執、喧騒と孤独。
いしだあゆみ、倍賞美津子、松田優作、沢田研二、川谷拓三・・・。
そろそろ本当の話をしておいたほうがいい、そう思った。
萩原 健一[ハギワラ ケンイチ]
著・文・その他
内容説明
あのショーケンが57年の人生、すべてをさらけ出した!愛と別れ、友情と確執、喧騒と孤独。いつでもなんにでも本気すぎた日々。過剰な本能が周囲をひきつけ、自らをも壊していく。傷だらけの天才、ショーケンの真実。
目次
神様お願い
ショーケンと呼ばれて
マカロニ?冗談じゃねぇよ
『傷だらけの天使』酒と女とマリファナと
いや、そりゃないっすよ
おれと、もう一本やろう
予感
留置所
薬缶が鳴った
大阪で生まれた女
別れる理由
本気になる
事件
著者等紹介
萩原健一[ハギワラケンイチ]
1950年7月26日、埼玉県与野市(現・さいたま市)生まれ。’67年、ザ・テンプターズのリード・ボーカルとしてデビュー。その後、俳優活動に重点を移し、テレビドラマ『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』『前略おふくろ様』で一世を風靡した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
53
寂聴さんとの共著を読んだ時にも感じたが、ショーケンは文学、音楽、映画を相当数読んで聴いて観ている。その知性の激しい具現が己の芝居であり歌なんだろう。ショーケン口調そのままに文字に起こした本書は、語られるエピソードに圧倒される。時代の窮児としてアニキとして偶像として、今も根強い支持を集め崇められるだけの成功と挫折を授かったと言ってもいい。マスコミが作り上げた自由奔放なショーケンしか知らない人には、真摯(紳士)であり義理と人情ある漢の裡も知って欲しい。2014/12/25
山田太郎
50
ミョーに丁寧な文章とくだけた文章が取り混ぜられこの独特な文章はなんかくせになる。この頃狙ってるわけではないけど、読む本東映がからんでくるのはなんなんだ。2015/03/18
Willie the Wildcat
38
自分らしく生きることが、氏の俳優・歌手としての信条であり哲学。仕事への拘りもその一端。Pニューマンの記事と沢田氏の存在が、転換点であり動機付けという印象。「元禄繚乱」で更に幅が広がった気がする。一方、事件・事故の齎した負の遺産。時代錯誤と過信による自滅。但し、(お遍路はBuyしないが)着ぐるみをしてでも養育費の責任を果たす姿勢に、どん底を経験した人間の強みを感じる。沢田氏と共に氏の個性的な存在感が再び光るのが楽しみ。蛇足だが、「傷だらけの天使」はそれにしても破天荒だなぁ。(笑)2015/07/09
苺畑序音
28
やんちゃでロックな人の興味深いエピソードいっぱいな本。どんな本を読んできたかを知りたくなるセンスのいい読書家じゃないかと思う。2016/05/03
シュシュ
26
ショーケンの繊細で正直でかっこ悪いところが、かっこよく思えた。何度も結婚しているけれど、こんなにストイックな俳優と暮らせる人はいないと思う。事件をおこしたりもしているが、娘の養育費を稼ぐために、仕事がない時期にイベントの着ぐるみのバイトをしたり、雨の中ずぶ濡れの老人に傘をかしたり、マザーテレサに会いに行ったり、大麻もお酒もやめて、お遍路をしたり…憎めないところがたくさんあった。ショーケンは特別な人だと思う。もっとおじいちゃんになったショーケンを見たかった…。2019/04/01
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