監督に期待するな―早稲田ラグビー「フォロワーシップ」の勝利

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062145213
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0095

内容説明

「日本一オーラのない監督」が日本一になった!早稲田優勝!歓喜の『荒ぶる』全舞台裏。

目次

プロローグ 歓喜の『荒ぶる』
第1章 監督就任
第2章 組織とリーダー
第3章 呪縛と誤算
第4章 二年目の進化
第5章 ブレイクスルー
エピローグ 早稲田のこれから

著者等紹介

中竹竜二[ナカタケリュウジ]
1973年福岡県生まれ。福岡県立東筑高校卒業後、’93年に早稲田大学人間科学部に入学。4年時にはラグビー部の主将を務め、全国大学選手権準優勝の戦績を残した。大学卒業後、英国に留学、レスター大学大学院社会学部修了。2001年に三菱総合研究所に入社。’06年からは三協フロンテアに勤務。同年4月より早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任。決勝で関東学院大に敗れ、大学選手権準優勝。’07年度、雪辱を果たし、みごと大学選手権優勝に輝いた。卓越したリーダーシップ論、組織論を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

91
リーダー論のひとつとして「フォロワーシップ」を提唱し、その有効性を早稲田大学ラグビー部の選手の育成を通して論じた本書。著者は元早稲田大学監督の中竹氏。中竹氏の出身は私が住む町の隣町で、高校は我が町にある進学校とくれば自ずと親近感が湧いてきた。そのせいもあるが、一般的なリーダー論や組織論よりもスポーツを通して論じられていることで、私的にはストンと腑に落ちた。今の私の仕事上の立場とミッションに一番必要な考え方であるという気づきも与えてもらえた。◆自分のスタイルを貫き通す。/冷静な自己分析/「熱」の重要性2023/02/26

おいしゃん

50
早稲田大学ラグビー部監督である著者による、リーダーシップ論、組織論の本。が、論というより自伝的な色が強い。ゆえに、ラグビーとアメフトの違いもわからない自分にとってはピンとこない部分も多かった。加えて、慶早戦において逆の立場にいたためか、早稲田の泥臭さにもどうも馴染めなかった。2016/04/26

ざっく

11
自伝形式で書かれていて、中竹氏の他の著書よりも具体性が高く、面白かった。他の著書でフォロワーシップが大事と語る著者も、場合に合わせて強力なリーダーシップを発揮しているように感じた。また、強みを伸ばすことを重要視しつつも、人によっては弱みを埋めることを勧めることもあるようだ。「同じ方向さえ向いていれば、前を走ってもいいし、後からついてきてもいい。横にいたって構わない。」という著者のリーダーシップのあり方が響いた。ただ、最終的な判断は、自分で決断していて、そのバランス感覚が非常に優れているのだろう。2022/05/14

コジターレ

8
早稲田ラグビーの監督によるフォロワーシップの本であることには間違いないが、僕には強烈なリーダーシップの本のように感じた。強いリーダーシップを発揮するためにフォロワーシップをどう活用するかが、よく分かった。また、監督としての成長プロセスや考え方の変化が興味深かった。2015/10/25

RYU

4
カリスマ性のあるリーダーシップで5年間で3度の日本一を果たした清宮監督のあとを継ぎ、三菱総研勤務から早稲田ラグビー部に就任した中竹監督の著書。フォロワーシップの大切さを説く。その本質は、人任せにしない自主性で、組織を支えること。ライバル校との試合に負けて、「(強くなる)魔法のことばを下さい」「的確な指示を下さい」と言っていた選手達が「どこかで監督のせいにしていました」と気づき変わっていく。そして中竹流のリーダーシップが発揮されていき、就任2年目で日本一に輝く。2014/04/27

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