感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
25
【図書館】大人にも読んで欲しい絵本リストからのチョイス。ファンタジックな妖精たちの世界をのぞき見るような…ワクワクする“しかけ絵本”です。妖精の道、絵の具、環、金色の蜂蜜、花びらの靴、雲の涙、夕星の魔法、空の色を映すはね、花に眠る姫君、海からの贈り物、花冠、そしてラスト…と12の伝説を綴ったやさしい物語。しかけの方はスライドのみ…とシンプルですが、とてもわかりやすく特徴的な美しい絵で、生き生きとした妖精たちが描かれています。魔法にかかったようにこの世界にひきこまれてゆきますね。2014/05/20
ぱせり
12
遠い国の森の匂いがします。目を閉じたまま息を吸い込んだら、いつのまにか妖精の森に迷い込んでいるかもしれません。この絵本、このまま消えてしまうのでしょうか。せめて文章だけでも残すことはできないのでしょうか。あまりにも勿体無いです。2010/06/26
にたいも
8
森の泉で出会った木こりの老人が教えてくれた妖精たちの物語。なんてすてきなしかけ絵本。子どもの頃、クリスマスプレゼントにもらえたら嬉しくて躍り上がっただろう。でも、 「夢みるころを過ぎて、森を遠く離れても 物語が終わって、炉の火を落としても ページが尽きて、本を閉じても いつか夢みたひとのところには、 また妖精たちがやってくる。」 と言ってもらえて、 ああ、そうだと思う。 妖精たちを大切に想うことに遅すぎるということはない。2024/09/15
まりこ
5
朽木さんには妖精が見えるのだろう。ポターが、きのこの精が踊るのを見たように。大型のしかけ絵本。表紙をめくると同時に歓声と感嘆とため息と笑みが一緒にこぼれる。「夢みるひとのところには、きっとやってくる」私もそう思う。早く来ないかな。あー 楽しみ♪2013/01/09
リコラ
3
絵がきれい!しかけもシンプルでよい2008/12/07




