内容説明
どうしてわかってくれないの?3人でいっしょにいたいのに―ウィニーとふたりのなかよしの、あらたな友情へのステップ!米書評誌Booklist児童書ファーストノベル年間トップ10選定作品。小学校中級から。
著者等紹介
ジェイコブソン,ジェニファー・リチャード[ジェイコブソン,ジェニファーリチャード][Jacobson,Jennifer Richard]
1958年、米国ニューハンプシャー州生まれ。ハーバード大学院で教育学の修士号を取得。ニューイングランド各地の学校で、幼稚園から小学校6年生までの子どもたちを教え、カリキュラム・コーディネーター、国語専任教師などを務めた。その後作家活動を開始し、絵本や小学生向け読み物、ヤングアダルト作品を発表。教育分野の実用書も出版している。現在も執筆活動を続けながら、教育コンサルタントとして教師の指導に当たり、学校訪問などを通じて子どもたちに書くことを教えている
武富博子[タケトミヒロコ]
東京都生まれ。幼少期の多くをメルボルンとニューヨークで過ごす。上智大学法学部国際関係法学科卒業。銀行勤務、メキシコシティ滞在を経て翻訳の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つきみ
15
小3の娘が図書室で借りてきた一冊。バレエが大好きな子なので、そのタイトルにハッとして、つい親も読んでみる…内容はバレエがメインではなく、女子3人の友情のお話。女子同士の関係作りが難しくなり始める頃、好きではないことを「私はやらない」って伝えること、それを素直に受け入れること。どちらも大事だということが娘に伝わっていればいいなぁ。2012/12/18
ぱせり
8
なんでもいっしょじゃなくてもいいじゃない。それでも友達でいられるんだよね。でも、それを伝えるためには、なんてたくさんの勇気が必要か。伝え方も伝えるタイミングも大切だけれど、問題はきっとそのあと。うっとうしい、と爆発するのではなくて、「大好き」を大切にしながら、風通しのよい関係を築いていけたらいい。時々失敗しながら。そして、お互いにどんどん素敵な人になっていけたらいい。2009/10/06
rurigokou
5
この本を読んで、自分の子供のころを思い出した。もちろんずっと同じことが好きじゃなかったけど、そう思った時間があった。その時間を忘れられない。大切な思い出。大人になって友達を作るのは難しくて本当に良い友達がめったにいないね。2019/05/07
uyo
4
母(私)が読んでいるときに、息子(小2)が 「女の子が一人だけ違っちゃって困るお話でしょ?」と自信ありげに言ってきたので「何でお話を知っているの?」と聞き返すと「だって表紙のこの子だけピンクの服じゃん!」・・・・子どもの洞察力には恐れ入りました。2010/04/09
はゆ
3
いつも、何をするのも一緒だった女の子3人の関係が、バレエを始めたのをきっかけに崩れはじめた。この本のように前向きな解決ができるととてもいい。2016/06/23
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