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講座 スラブ・ユーラシア学〈第1巻〉開かれた地域研究へ―中域圏と地球化

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062144568
  • NDC分類 302.38
  • Cコード C0330

出版社内容情報

社会主義研究からスラブ・ユーラシア学へ。旧ソ連東欧を対象とした地域研究を脱し、開かれた空間として地域を理解しようとする新しい学問の生成。グローバル化する世界の中でこの地域はどう捉えられるか。

内容説明

ロシア、ウクライナ、中央アジア、バルト三国、旧ユーゴなど旧ソ連・東欧研究の現在の動向がわかる。28+αの国を数え、大変貌のまっただ中にある地域広大な空間を「中域圏」概念で分析。

目次

スラブ・ユーラシア学とは何か
第1部 中域圏とは何か(中域圏―地球化時代の新しい地域研究;空間の科学―政治研究のツールとしての中域圏概念)
第2部 地域はどう自らを構築するか(戦略としての地域―世界戦争と東欧認識をめぐって;地域概念の構築性―中央ヨーロッパ論の構造;地域研究と言語学―Balkanの用法からバルカンを探る;歴史の中のコーカサス「中域圏」―革新される自己意識と閉ざされる自己意識)
第3部 地球化とどう向き合うか(ユーラシアとアジアの様々な三角形―国境政治学試論;地球化と地域経済統合―CISを中心として;スラブ・ユーラシアにおける農業問題と地球化―旧ソ連諸国のWTO加盟問題をめぐって)

著者等紹介

家田修[イエダオサム]
1953年生まれ。85年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(経済学博士)。東欧地域研究・ハンガリー近現代史専攻。広島大学経済学部助手などを経て、北海道大学スラブ研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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