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ヨムマラソン―42.195kmの脳内活劇

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062144063
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0075

出版社内容情報

ランナーならこの本で泣ける、救われる!
2007年9月30日ベルリンマラソン。42.195Kmを走る間に筆者の脳に現れる過去から未来にいたるマラソンの極意を活字にする私肉体ノンフィクション。

吉田 誠一[ヨシダ セイイチ]
著・文・その他

内容説明

ベスト3時間22分11秒。45歳。マラソン歴4年半のサッカー記者が描く異色ノンフィクション、“走る”(涙)話。

目次

第1章 ベルリンの誘惑(巨大マラソンに吸い寄せられる;最後の調整で体に刺激を入れる ほか)
第2章 手賀沼の日常(初心者はゴールまでを見通せない;すべてのスポーツ選手に必要な時間の概念 ほか)
第3章 ベルリンの壁(レース後半は貯金を死守する;25‐30キロで設定タイムを下回る ほか)
第4章 ネス湖の充足(中6日での連戦に向かう;海岸沿いを軽く走る ほか)

著者等紹介

吉田誠一[ヨシダセイイチ]
1962年茨城県生まれ。高校までサッカー部に所属。立教大を経て’85年に日本経済新聞社に入社。運動部でサッカー、野球、ラグビー、スケート、陸上などを担当してきた。サッカーのワールドカップは’98年から3大会連続して日本代表を中心に取材した。’92年アルベールビル、’98年長野の冬季五輪や’91年ラグビー・ワールドカップなども取材。2003年4月から本格的にランニングに打ち込み、’04年11月に初めてフルマラソンに出場した。自己最高記録は3時間22分11秒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユザキ部長

87
走って何が楽しいんですか?何を考えてますか?苦しくないですか?飽きませんか?その答えを代弁してる本。嬉しくもあり辛くもあり緊張し畏怖の念を感じる。シンプルに野生化していくイメージ。この先何があるかわからない。とにかく行ける所まで。2018/03/07

シャボン玉

24
様々な葛藤や、裏腹な野望。ランナーあるあるが満載( ´艸`)著者はこの執筆の時点ではまだ五年もラン歴がないという親しみやすさもよかった!レースでタイムを予想、計算や調整しながら走るなんて高度な技、皆やってるのかな~。中6日でフルマラソン×2本は真似できないわ( ̄。 ̄;)2016/07/15

獺祭魚の食客@鯨鯢

20
日経新聞コラムにランナーのホンネというエッセイがあり、著者を読んでみました。村上春樹氏のマラソン本もよく知られていますが、こちらの方がストイックさが低く親近感が湧きます。マラソンは登山にも似て、ペース配分が大切なことや克己心を要することなど修行している気分になります。 走っている姿の写真を拝見して文章から想像したとおり誠実な人柄が窺えました。2018/10/09

ミー子

4
私もフルマラソンを7回完走しており、読んでいて何度も「そうそう、分かる〜!」という所があった。一方、自分とは違う感覚の部分・ランナーそれぞれの面もあって、とにかく面白かった。村上春樹の「走ることについて語るときに…」は文学者の書いたランニング本らしくって、これは新聞記者の書いたランニング本らしいと思った。それぞれ味わいはだいぶ違うけど、どちらもとても面白く、また、走るモチベーションが上がる本だと思う。2013/02/09

えむぴち

3
三ヶ月半後のフルマラソンに向けて、図書館で適当にフルマラソン関連の本を見繕ったなかの一冊。何の予備知識も、期待もなく読み進めた。とても読みやすく、二時間ぐらいで読み終えた。図書館で読んでいたのだが、コッソリと何度も涙を流してしまった。ベルリンマラソンと、中6日で迎えたネス湖マラソンの2つのフルマラソンでの脳内の言葉。葛藤や苦悩、今までの努力や怠惰、笑いあり、涙あり。すべてのランナーの背中を押してくれる一冊である。日常的に走っているランナーにはぜひとも一読を薦める。ともに42.195kmを走れます。2019/08/14

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