内容説明
4000万画素の最新鋭デジタルカメラと最高精度の印刷技術で最高峰のやきものに迫る。曜変天目(国宝)、伊賀「破袋」(重文)、鼠志野「峯紅葉」(重文)、野々村仁清・色芥子文茶壷(重文)、ほか、全23点を収録。やきものがわかるコラムと解説も掲載。
目次
茶の湯のやきもの(織部四方手鉢;鼠志野茶碗銘「峯紅葉」;黒織部菊文茶碗 ほか)
京焼と楽茶碗(野々村仁清・色絵芥子文茶壷;尾形乾山・銹絵染付金銀白彩松波文蓋物;ノンコウ・赤楽茶碗銘「寒菊」 ほか)
有田・伊万里の色絵磁器(初期伊万里染付吹墨兎文皿;色絵芙蓉手花鳥文皿;柿右衛門色絵菊文壷 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピオリーヌ
3
やきものをはじめとする美術品。実物を見るに越したことはないが、さほど近くで見れないのが悩み。この本では大判サイズという大きさを活かし、やきものをこれでもかと拡大した姿で鮮明に見ることができる。国宝級の品が並ぶ中でも曜変天目は圧巻。表紙にもなっているが南宋時代の産で、世界に四点しかなく、神秘的な美しさに惹かれてしまう。2018/11/30
yonet35
0
焼き物を拡大してみると、普通の目でみた場合と違う趣になり面白いです。2010/02/23
analjustice
0
所蔵の記載がなく個人蔵が多いのだろうか。茶道具ってあまり公開したがらないとかなんとか。破袋推し。2020/08/11