内容説明
小さなウィルぼうやは、となりのホームにくらすお年寄りの人たちとなかよしです。へいのあなをくぐって、遊びにいきますが、ある日、大好きなナンシーおばあちゃんの「きおく」が見つからなくなってしまったと知ります。おばあちゃんの大切な「きおく」をさがすために、ウィルぼうやがしたことは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
『いのちのおはなし』 https://bookmeter.com/books/363408 の日野原重明さんが訳。ウィルぼうや(ウィルフリッド・ゴードン・マクドナルド・パートリッジ)は、お隣にあるホームのお年寄りたちと仲良し。特にナンシーおばあちゃん(ナンシー・アリソン・デラコート・クーパー)が大好き。でもあるひナンシーおばあちゃんの記憶がなくなってしまって…。ウィルぼうやは「きおく」が分からず大人たちに聞いていきます。自分も聞かれたらなんて答えるでしょう? 二人の長い名前についてはあとがきに。2021/04/15
がる
8
日野原重明さん訳。 良い絵本でした。 「きおくって、なに?」 私はティペットおじいちゃんと同感。 2013/03/06
yukitom
1
ウィルぼうやが、ナンシーおばあちゃんのきおくを探すお話。「どこかのしらない子」が探したものをきっかけに、「ふたり」が出会った日のことを思い出す。その過程は回想療法のようだ。忘れたくないけれど、忘れてしまう。何かを思い出したくなる。2011/04/20
庭戸
0
深い絵本。2009/05/28
しみよ
0
7分 記憶ってなに? そこには気持ちがある。 あとがきがまたステキ。 大好きという気持ちが大切なのね。2023/10/17