内容説明
捏造、不祥事が続くテレビ界に喝。話題のテレビ番組「核戦争後の地球」や「驚異の小宇宙・人体」などを制作した元NHK解説委員が書き下ろす番組制作者の良心とジャーナリストとしての矜持。
目次
第1章 ドキュメンタリーのコツをつかんだ―「あすをひらく『白い送電線・着雪事故を防ぐ』」(はじめての山スキー;まず、事前調査 ほか)
第2章 視点がいのちと知った―特集「稲がまたみのるとき」(発想と創造のもと;富山県神通川にて ほか)
第3章 こだわりの取材がチャンスをつくる―NHK特集「世界の科学者は予見する・核戦争後の地球」(視聴者の支持;第一部「地球炎上」 ほか)
第4章 自己規制を排し、視点を世に問う―ETV特集「検証『核の冬』」(吹き返し;公開質問状に答える資料 ほか)
著者等紹介
小出五郎[コイデゴロウ]
1941年、東京都に生まれる。1964年、東京大学農学部を卒業し、NHKに入局。科学番組ディレクターとして、環境、エネルギー、核、医学、情報などをテーマとする企画、制作に携わる。NHK特集「世界の科学者は予見する・核戦争後の地球」(1984年)で芸術祭大賞、日本ジャーナリスト会議賞、イタリア賞、NHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体」(1989年)で日本賞などを受賞。1989年から2006年までNHK解説委員。2005年から日本科学技術ジャーナリスト会議会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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