水原秋櫻子自選自解句集

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062142373
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

内容説明

俳壇の巨匠が、代表作から愛着の深い句まで、自作二一〇句を自ら選び、自ら解説しています。一句ごとに句作の動機、過程、背景が記されているので、作家や昭和の俳壇を知る上での貴重な資料です。

目次

自句自解(二一〇句)
私の俳句のつくり方―時代による変遷
著者年譜
収録句索引

著者等紹介

水原秋櫻子[ミズハラシュウオウシ]
明治25年(1892)10月9日、東京神田生まれ。大正3年、東京帝国大学医学部に入学、同7年卒業。大正11年(1922)東大俳句会を再興。大正15年(1926)医学博士の学位を授与。句文集『南風』(京鹿子発行所)を出版。昭和39年(1964)日本芸術院賞を授与。昭和41年(1966)日本芸術院会員に任命。昭和42年(1967)勲三等瑞宝章を授与。昭和56年(1981)7月17日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆうゆうpanda

31
「一句を詠もうとするとき、まず第一にその内容の分量が、17音に対して適当であるかどうかを考え、自分ではむしろ、適当以下と思われるまでに減量した上、充実した気力で、音調をつよめて詠む」俳句暦50年の秋櫻子が心掛けていることだそうだ。そんな秋櫻子でさえ、この基本を忘れて傍道に深入りしてしまうとのこと。各地に出掛けてその自然の中に身をおいて句を詠む。地名が詠み込まれたものが多い。その場にいかないとそれがどれくらいの観察眼で詠まれたか分からないのが難点だが、軽やかで品の良い句が多かった。俳句の器を意識させられた。2017/04/26

佐倉惣五郎

0
好きな句10選!(上五)歸省子に/白樺に/真菰刈/馬酔木咲く/亀ヶ城/夏蝶の/十六夜が/甲斐駒の/岩の上に/田にけぶる2024/10/13

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