内容説明
盗まれた娘のハープがダウジングによって見つかった。カリフォルニア大学心理学部の助教授だった著者は、そのとき、科学に対する見方が音をたてて崩れるのを感じた。超常現象に懐疑的な著者は、それから15年に及ぶ、真実探究への旅に出ることになった…。三秒先の未来は予知できるか?ジョー・マクモニーグルの遠隔透視は本当か?人間の思考は物質に影響を与えるか?テレパシーや虫の知らせは実際にあるのか?引き寄せの法則を科学する。
目次
戻ってきたハープ―旅の始まり
特異な知識を公表する―沈黙を破る
“特異”を認めることへのためらい―個人的な代償と社会的な影響
心の状態―わからないけど知っている
直観知能―“一つになる”ことの科学と芸
対話の始まりと終わり―超常現象研究の奇妙な歴史
隕石を放り出した科学者たち―科学が恐れるもの
夜間の眼、昼間の眼―矛盾と共に生きることを学ぶ
祈りの力を測定する―神も要因の一つか?
もっとよく耳を澄ます―夢とテレパシーに合わせるには
三秒先の未来―無意識の新科学
量子の不確定性の意味―リアリティーを説明するモデル
著者等紹介
メイヤー,エリザベス・ロイド[メイヤー,エリザベスロイド][Mayer,Elizabeth Lloyd]
1947年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校心理学部准教授であり、サンフランシスコにあるカルフォルニア大学医寮センターでも教鞭をとる。精神分析学者であり、研究者であり、臨床医でもあった。女性の成長に関する画期的な論文を発表して、国際的知名度が高かった。『心の化学―戻ってきたハープ』の脱稿直後に急逝した
大地舜[ダイチシュン]
翻訳家。大ベストセラーになった『神々の指紋』や『神々の世界』などグラハム・ハンコックの翻訳者として有名。そのほか、全米大ベストセラーのウィリアム・ベネット『魔法の糸』なども翻訳する。遠隔透視、ESPなどにも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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