出版社内容情報
帰ろう、俺たちの丘へ。
『流星ワゴン』『その日のまえに』、そして――魂を刻み込んだ、3年ぶりの長篇小説。
肺の腫瘍は、やはり悪性だった――。40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか……
内容説明
肺の腫瘍は、やはり悪性だった―。40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか…。『流星ワゴン』『その日のまえに』、そして―魂を刻み込んだ、3年ぶりの長篇小説。
著者等紹介
重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て執筆活動にはいる。1999年『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞を受賞。小説執筆のかたわらライターとしても活躍し、ルポルタージュやインタビュー等を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とん大西
123
重くて深くて…。真面目に会社勤めをして、妻と他愛ない会話を交わし、汗だくで帰宅した息子と風呂に入る。平凡な日常、されど愛しい日々。40歳を前に発病し、余命幾ばくかを告げられた俊介の残された人生。遺される家族のこれから。忘却の果てに残していた『カシオペアの丘』の想い。振り切った過去が人生の終末で優しく甦る。トシもミッチョも怒ってなんかいない。ユウちゃんも見守っている。幼馴染みが待つカシオペアの丘で人生を見渡す俊介。残りわずかな未来だからこそ…。さまざまな感情が去来します。揺さぶられつつ…下巻へ。2018/11/23
ともくん
55
[再読] 言葉を伝える相手、伝えてくれる相手はいるだろうか。 思い出したい過去はあるだろうか。 それは、楽しい過去ですか? 悲しい過去ですか? 余命三ヶ月。 その三ヶ月で、何を伝え、何を思い出すのだろうか。 人生最後の三ヶ月。 それは、過去を思い出す時間なのか。 死と向き合う時間なのか。 人生を精算する時間なのだろうか。2021/05/02
ミーママ
54
図書館の本📚 とても切ない。下巻を読みます‼️ 2021-92021/01/19
らったった
46
この人とだったら喩え亡くなってもずっと存在していられる。という、絆を強く感じさせられた。“一日を精一杯生きる“自分に足りなかったことかも知れない。2012/06/29
オカメルナ
38
幼馴染の4人は小学4年生の時に夜、こっそりボイジャーを見に行こうと丘に集まる。星が降るように煌めく丘に。そして39歳になった4人。それぞれが心に秘めた思いを抱えながら各々の人生を歩んでいる。人は誰しも少しずつ哀しくみを抱えている。誰かに許されたいとか、誰かを許したいという思いは大なり小なり、あるのではないでしょうか?シュンは祖父を許せるようになるのだろか?ミユさんは、どんなことを抱えているのだろうか?下巻へ・・・2012/02/29
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