出版社内容情報
人はエロスのみにて生くるにあり! ギリシャ・ローマ神話から、中世の民話、グリム童話まで、その底流に脈打つ「エロチシズム」。おおらかなお色気から、禁じられた性愛まで、歴史的に解き明かす。
内容説明
古代の神話、中世のメルヘン、日本のお伽噺まで、物語に紡ぎ、織りあげられた人類繁栄の本性。そのメタファーの歴史を、大胆に読み解く。
目次
第1章 ギリシャ神話のエロス
第2章 「萌える」王子―『シンデレラ』のエロス
第3章 「美」に執着する者たち―『白雪姫』のエロス
第4章 隠された淪落―『ヘンゼルとグレーテル』のエロス
第5章 父娘の禁断関係―『千匹皮』のエロス
第6章 『グリム・メルヘン』様々なエロス
第7章 日本のおとぎ話のエロス
著者等紹介
金成陽一[カナリヨウイチ]
1948年生まれ。獨協大学外国語学部を経て、日本大学大学院独文博士課程を修了。日本独文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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