出版社内容情報
日本サッカーへの置き手紙。
忘れたき惨敗こそ深く静かに省みよ
結局、日本代表はまだまだチームとして成熟していなかった。プロ意識がまだまだ足りなかった。プロとは何かということがまだ分かっていない。この仕事で生きているのだという自覚が足りない。世界との差は結局、そこにある。――＜本文より＞
ジーコ［ジーコ］
著・文・その他
鈴木 國弘［スズキ クニヒロ］
翻訳
内容説明
日本サッカーへの置き手紙。ジーコが理解しきれなかった日本人のメンタリティ。
目次
序章 回顧―２００７年３月 トルコ・イスタンブール
第１章 悲劇の間―２００６年６月１２日 ２００６ワールドカップｖｓ．オーストラリア
第２章 内なる闘い―２００６年６月１８日 ２００６ワールドカップｖｓ．クロアチア
第３章 王国との対峙―２００６年６月２２日 ２００６ワールドカップｖｓ．ブラジル
第４章 代表監督狂想曲―２００２年６月１８日‐２００３年 ２００２ワールドカップ以後
第５章 苦悩と手応え―２００４年 ２００６ワールドカップアジア地区一次予選
第６章 ファミリー―２００４年７月２０日‐８月７日 ＡＦＣアジアカップ中国２００４
第７章 世界を掴むまで―２００５年 ２００６ワールドカップアジア地区最終予選
第８章 日本代表―２００６年５月１５日‐６月４日 ２００６ワールドカップ直前日本代表
終章 すべてが終わって―２００７年３月 トルコ・イスタンブール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サッカー書籍専門店
2
ジーコサッカーの神様。06ドイツW杯について綴った本。この本で負け犬の遠吠えと捉える人もいる思う。一流の選手が一流の監督とは限らないと言う人もいると思う。しかし、プレーの細部まで鮮明に覚えていて理解し意図がある采配はしていた。日本人の自由を与えられると困る国民性は90分間リアルタイムで判断するスポーツに対して理解が甘かった。自律や自主性はサッカー選手のメンタルで一番重要というのは納得。どんなにサッカーが詳しい人でもジーコやモウリーニョよりサッカーを理解してるはずがない。これは念頭に置かないといけない。2014/04/28
湘南☆浪漫【Rain Maker】
1
備忘録と言うよりは愚痴だね（苦笑）2015/05/18
amane
1
ジーコの日本代表監督時代2002-2006の回顧録。ドイツワールドカップのオーストラリア戦【悪夢の８分間】までに起こったこと、そこから回復できなかった状況を率直に語っています。2012/09/13
モーリス
1
ふつう
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- 和書
- 象使いティンの戦争
